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*伝説セブン!* ページ15







トレイ
「さっきケイトも言ってたけど、この学園にはグレート・セブンに倣った寮が7つある。

まず、俺たちが所属してる、ハートの女王の厳格な精神に基づく『ハーツラビュル』寮。

あとは……

百獣の王の不屈の精神に基づく『サバナクロー』寮。

海の魔女の慈悲の精神に基づく『オクタヴィネル』寮。

砂漠の大賢者の熟慮の精神に基づく『スカラビア』寮。

美しき女王の奮励の精神に基づく『ポムフィオーレ』寮。

死者の国の王の勤勉な精神に基づく『イグニハイド』寮。

そして、茨の魔女の高尚な精神に基づく『ディアソムニア』寮。」



ユウ
「たくさんあるんですね。」



グリム
「みんな名前がなげぇ!
そんな一気に覚えられねぇんだゾ〜!」



ケイト
「あはは!ざっくりでおけおけ。
そのうち嫌でも覚えるし。」



トレイ
「どの寮に入るかは、入学式のとき魂の資質で闇の鏡が決めるとされてるけど……

なんとなく、寮ごとにキャラが
固まってる感じはあるな。」



ケイト
「それはあるねー。めっちゃわかる。」



デュース
「キャラ……ですか?」



トレイ
「例えば……ホラ、あいつ。」



トレイの目線の先には、獣の耳の生えた男子生徒。



ユウ
「犬の耳が生えてる!?」



『サバナクロー寮生のほとんどは獣人が多いですからね。』



トレイ
「それにあのゴツさは見るからに
サバナクロー寮って感じだな。」



ケイト
「それな〜!運動とか格闘が得意なタイプが多い量なんだよね。

肉体派っていうか、イカツイお兄系っていうか?黄色と黒の腕章つけてるのはサバナクロー寮。」



グリム
「ほー。じゃあ、あっちの
灰色と薄紫の紐を腕に巻いてるのは?」



グリムの目線には、眼鏡をかけた男。



トレイ
「彼はオクタヴィネル寮だな。

その手前のテーブルに座っている臙脂と
黄色の腕章はスカラビア寮の生徒だ。」



そこには、ターバンを巻いた男とツリ目の男。



ケイト
「どっちも頭脳派揃いって言われてる。筆記テストはそこ2寮がデットヒートってカンジだよね。

あ、でもスカラビアの寮長は
勉強はそこまでって感じで〜」



エース
「はーい。これ話が脱線するフラグ。」



トレイ
「お前、順応早いなぁ。

話を戻すと、あっちのやたらキラキラしいのはポムフィオーレ寮。紫と赤の腕章をしてる。」



『確かにどの方も綺麗な顔立ちですね。』



グリム
「ホワッ!超可愛い女の子がいるんだゾ!」



デュース
「エッ!?男子校なのに!?」

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たまごぉ - ああおおおお!!!!マジか!リドル推しですか!?同じなんですよ!私もリドルくん推しなんです!嬉し…更新頑張って下さい!!楽しみにしてます (2020年10月13日 6時) (レス) id: 12fe43d701 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 話しの続きが気になる (2020年7月13日 17時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひさゆう | 作成日時:2020年7月13日 16時

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