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#21 ページ22

引っ越しが決まったとき
裕太くんが言ったんだ。


『迎えに行った時、ここに一緒に来ようね！』って
あの時、二人でタイムカプセルを公園の
すべり台の下に埋めた


「裕太くん、何入れたの？」


『秘密！大人になってからのお楽しみだよ！』



「一人で、行けってことなのかな、、」

この鍵を渡してきたって事は
もう、いらないって事なのかな。


ネガティヴな思考だけが
頭の中を巡る。


「藤田さん、タクシー呼んだんで今日はもう上がってください。」


「うん、ありがとう。ごめんね」


ここ数日間

私の頭の中は裕太くんでいっぱいだった

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設定タグ：GENERATIONS , 中務裕太 , 小森隼
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作者名：アネモネ。 | 作成日時：2018年2月7日 23時

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