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5話 ページ6

続き

「妖一くん、これ何かわかる〜?」

当時人気だったカードゲーム。妖一も少なからず興味は持っていた

ヒル魔「……」

ただ、1人でしか遊んだ事のない妖一はカードゲームのやり方を知らなかった

幼稚園でも孤立してたしなぁ…

よく年上の子を泣かしてるって連絡入ったし…

A『妖ちゃん、良い子で待っててね』

マネージャーは私より母歴は長いので、妖一の相手を簡単にこなした



A『よくあの時咄嗟に持ってたね、あのカードゲーム。』

マネージャー「嗚呼。あれ、私の趣味です。」

A『は!?』

マネージャー「ライダー系とかレンジャー系とか好きなんですよ。あとカードゲームも好きです。」

A『まあ。あの時助けられたよ。』

マネージャー「妖一君、私の事もう覚えてないのかな〜」

A『さぁね…』



―家―

ガチャ

今日は明かりがついてない。ちゃんと寝たのかな?

ドタドタドタドタ

パチッ

明かりがついた

ヒル魔「意外に早かったな」

A『そう?ただいま』

ヒル魔「俺はもう寝るからな」

A『はいはい。』


―翌朝―

今日はフリーなのでお掃除でもしよう!

妖一の部屋は意外と片付いてる

??

アメフトの雑誌がある棚の奥に何か見えた

A『なんだろ…まぁ男の子だし、母親に隠したいものとかあるよね〜』

ん…?

A『マネージャーみたら歓喜の舞とかしそう…w』

奥にあった木箱の中に大切に貰ったカードが仕舞われていた

妖一「何勝手に部屋に入ってんだよ!」

A『なーんも見てないよ』

妖一「そーゆー問題じゃねえ!」

A『まあまあ、男の子だから見られたくないものの一つや二つはあるだろうけどさ』

妖一「そんなのねえーよ!!」

と言われたので妖一が学校へ行ってる間に調べたいと思います!

息子がどーゆージャンルが好きなのか知りたいじゃん

ガサゴソガサゴソ…

A『1個も見当たらないって思春期の男子としてどうなの?』

あった雑誌はアメフトの雑誌と私が写ってるファッション雑誌しかなかった…

A『興味が無いのかな〜……んー…まあ焦らずとも恋焦がれる日はあるよね』




栗田「お母さんに部屋を荒らされた?」

ヒル魔「変な目で見られたら嫌だろ」

栗田「ヒル魔って好きな子とか居ないよね」

ヒル魔「おふくろさえ居れば良い…って何言わせてんだこの豚まん!!!」


ヒル魔はマザコンだった

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マッドハッター(プロフ) - ヒル魔大好きなので楽しみに読んでます! (2017年9月21日 18時) (レス) id: 27e23ad46b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2017年1月18日 1時

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