今日、好きになりました。待宵編 2

#Secret Scene ページ1

・







＿＿その頃、男子部屋では




翔吾「今日好きってこんな感じなんやな」


北人「なにも伝わってこないコメント笑」


壱馬「北人なんでそんなスタッフ目線なん？笑」


北人「いや、なんか女子トークって視聴者的に見てても楽しそうだけどおれらが話してても面白くなくない？」

「それで内容まで薄かったらなんかさ」


翔吾「それやったら北ちゃんええ感じのコメントしてくれるんやな」


北人「…なんかすごかったよね」


壱馬・翔吾「それはないわ！笑」


壱馬「いっちゃん抽象的やん」


北人「まあまあ、このコントは置いといて」

「今までの人生でさ、こんな恋のことばっかり考えることなかったでしょ」


翔吾「たしかになぁ」


北人「しかも女子みんないい子で可愛いじゃん」


壱馬「ま、そうやけど言い方チャラいで」


北人「大丈夫、2人しか聞いてないから」


壱馬「うわ、やってんな」


北人「そんな子たちと恋できるっていろいろ考えることは多いけど結構楽しくない？」


翔吾「辛いか楽しいかで言ったら圧倒的に楽しいな」

「けどこの複雑な感じを楽しいのひと言で済ましていいんかって思わん？」


北人「翔吾、ツーショットのときやばかったもんね」


壱馬「俺翔吾が気になる人全然分からんわ」


北人「今日でほぼ全員と話してるよね？」


翔吾「真凜ちゃん以外とは話した」


壱馬「俺、ちゃんと2人で喋ったのAと真凜ちゃんだけやわ」


北人「澪ちゃんと芽依ちゃん絶対おれと壱馬に興味ないよね？笑」


壱馬「翔吾めっちゃモテてるよな笑」


翔吾「…モテてるって言ったら聞こえはいいけど、僕まだ気になる人決めきれてなくて」


北人「あれだけ色んな人から来られてたらそれも仕方ないんじゃない？」

「というか、そういう曖昧な状態でツーショットのときAのこと選んだならAなんじゃないの？」


翔吾「あれはな、第一印象でAちゃん挙げとったから話しておきたいなって思っただけやで」


壱馬「えっ、第一印象Aなん？」


翔吾「Aちゃんと澪ちゃんの2人やった」


北人「ちなみにおれ、Aとなっちゃん」


壱馬「なっちゃん？…あ、菜月ちゃんか」

「これ俺も言う流れ？」


北人「壱馬は言わなくても分かるけど笑」

「Aでしょ？」


壱馬「……まあな」







・

・・・→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す