今日、好きになりました。待宵編 2

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真凜「…A！」

「そういうのはやだよ」

「順番でどっちとも話すんだから」

「そんな態度だと北人くんと話すのイヤみたいじゃん笑」


『…うん、真凜ありがとう』


真凜「気遣いすぎなんだからAは」

「そこがいいところなんだけどね」


北人「…そろそろいい？笑」


壱馬「2人、気づいたらいちゃついてるからな笑」


真凜「しょうがないでしょ、A大好きなんだから」


壱馬「そうやな笑」

「じゃ、俺らはここで話そか」


真凜「うん」


『真凜、行ってくるね』


真凜「言いたいことちゃんと言ってくるんだよ」




Aは真凜の言葉にしっかり頷き、移動する北人の背中を追った。




＿＿北人×A




北人「もう寝る支度できてる？」


『ううん、男子メンバーと別れたあと部屋でずっと話してたから』


北人「おれら、こういうときの女子トークって見てて楽しそうって話してた」


『楽しそうって思うんだ笑』

『男の子ってそういうのこわがってそうだと思ってた』


北人「あ〜、裏ではギスギスしてるみたいな？」

「意外とそういう雰囲気は感じとれるもんだよ」

「真凜のA溺愛っぷり見てても思うけど、女子みんな仲良いでしょ？」


『溺愛…笑 たしかに仲はいいよ』

『でもだからこそ、北人くんのここがよかった！とか悪かった！とか言われてないかな〜って気にならないの？』


北人「あーそういうこわいか」

「悪かったとこ言われてた？笑」


『いや！そういうわけじゃないけど…』


北人「今回の5人なら知らないところで悪口とか言わないかなって信頼してる」


『…それはこれからも続けてください』


北人「そうします笑」

「…こんな雑談しに来たわけじゃないって思ってるでしょ」


『…えっと、北人くんとはもともと約束してたし、言わなくちゃいけないことも考えてあるんだけど』




Aは一度言葉を止めて北人を見る。




『北人くんとはこういうなんでもない話をしてるときが1番楽しくて、』

『…ずっと雑談していられればいいのにな、って思ってます』


北人「…それ、受け取り方によってはすごい殺し文句だね？」

「おれとずっと話してたいみたいに聞こえるから」








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