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北人「よかった、できたね」
真凜「…みじん切り手伝ってくれてありがと」
「ちょっと恥ずかしかったけど、嬉しかった…！」
真凜は、チキンを揚げているコンロへ戻ろうとする北人のカーディガンを掴みそう言った。
北人「…めっちゃ素直じゃん、笑」
「真凜のこんな一面知れるなら、2人にしてくれた壱馬に感謝しないとだね」
真凜「真凜も2人にしてくれた壱馬くんにはいっぱい感謝してる」
「けど、素直に真凜の気持ち伝えられるのは北人くんが優しいからだよ？」
北人「……なんかおれ、状況が全然理解できなくて聞きたいこといっぱいあるから、パーティーのあと絶対2人で話そ？」
「今は料理しないとやばい、みんなに怒られる笑」
真凜「確かに！お肉丸焦げになったら食べ物なくなっちゃう」
北人「卵の殻むくのは得意なんでしょ？笑」
「卵は細かく切れてればだいたい大丈夫だからたぶんできる！」
真凜「うん、頑張る！」
＿＿
井上「北人…こいつは天然タラシや！！笑」
Niki「ボディータッチと呼び捨てにするタイミングがすごく自然…笑」
「距離の詰め方が上手いですね」
井上「真凜も北人に照れつつ、壱馬に言われた通り素の自分で行けててよかったなぁ」
「やけどそか、北人からしてみれば観覧車であんな話聞いとったから、この真凜の変わりようには驚くよな」
Niki「それをそのままにしないで、あとで聞くっていう約束をしてるのがいいですよね」
「しかも料理はした上でっていう！」
井上「なんか今回の男子メンバー全員に甘くないか？笑」
＿＿
それぞれが準備を終え、再びリビングダイニングのソファに集まった。
澪・芽依「翔吾くん座ろ」
菜月「北人くん…！隣いいですか？」
真凜「真凜も！北人くんと座りたい！」
『壱馬くん、一緒に座りましょう！』
―――――――――――
|菜月 北人 真凜 A 壱馬
|芽依
|翔吾
|澪
芽依「ハッピーハロウィン！」
全員「ハッピーハロウィーン！」
パン！っとクラッカーが鳴って、ハロウィンパーティーがスタートした。
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作者名：各駅停車 | 作成日時：2021年8月13日 23時
