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翔吾「まぁ4人分と半分くらいやけどいいよな笑」


澪「全然足りる足りる」


翔吾「あっ、待ってここはずれそう」




のりづけが甘かったのか、折り紙がはずれかけた箇所を見つけた翔吾はその場にしゃがみこむ。




翔吾「のりある?」


澪「あ、さっきの机にあるよ」


翔吾「ほんまや」




寝転んだままの澪の向こう側にある机からのりを取ろうとした翔吾は、床についた膝と手で澪を挟み、覆いかぶさるような体勢をとった。




澪「翔吾さん、それはちょっとやっちゃってませんか笑」


翔吾「…? おわっごめん!」


澪「いや私がすぐ起きなかったのが悪かったよね笑 全然大丈夫」




すぐに澪の上から離れた翔吾に、澪はくすくすと笑う。




澪「いや〜出会って1日で押し倒されちゃうとはな〜」


翔吾「いや、押し倒してないわ!笑」

「まじで無意識やったから!偶然!」


澪「え〜無意識?」

「他の子に絶対やっちゃだめだよ?」


翔吾「っやらへんわ!」

「言うて澪ちゃんも無防備やからな?!」

「そういうの僕の前だけにしといてほんまに」


澪「ふふ笑 わかった」






__

井上「待て待て待て待て」

「マジか」


Niki「気持ちは分かりますけど語彙力無さすぎです」

「今日好きらしからぬ大人な雰囲気出ちゃってましたけど」


井上「翔吾が天然かましてきた上に澪がやり手すぎたわ」

「……すげぇわ」


Niki「あれ? 井上さんそんなにコメントポンコツでしたっけ?笑」


井上「個人的に今回はAを応援してきてたんやけど」

「もちろん全員応援しとるけど!」

「ここのペアやばいわ。なんかバランスが良すぎる」
__







芽依「ちょっとだけ2人で準備しよーよ」




引き続き翔吾と澪で飾りの制作を進めていたところに芽依がやってくる。




翔吾「おお、やろか」


澪「行ってらっしゃい〜」






__

井上「翔吾と澪の空気感が夫婦なんやけど」


Niki「なんで井上さんが照れてるんですか笑」
__







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作者名:各駅停車 | 作成日時:2021年8月13日 23時

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