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井上「うわぁ〜笑 持ってんな〜」
Niki「でも壱馬くんはAちゃんに決めたって言ってるし、真凜ちゃんは北人くんに傾きつつあるしタイミング悪いですね…」
井上「ここで気持ちに整理つくといいけどなぁ」
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コテージを出発し、近くのスーパーマーケットへ向かう2人。
壱馬「2人になるの初めてやな」
真凜「そうですね、っていうか観覧車壱馬くんのとこ以外2人じゃないから、Aと壱馬くん以外まだ誰もツーショしてない笑」
壱馬「そう言われてみればそうや笑」
「もう今日も夜やしなぁ、全然時間ないな」
「俺と買い出しとか来ててよかったん?」
真凜「っ、あの、びっくりするかもしれないんですけど、真凜、第一印象壱馬くんで…」
壱馬は驚いて目を見開くが、懸命に話す真凜にしっかり向き合う。
真凜「なんとなーく、壱馬くんはAなんじゃないかなって思ったし、Aも壱馬くんなんだろうなって思ったら観覧車行けなくて、」
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井上「えらい、えらいぞ真凜!よく言った!!」
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真凜「そんな気持ちで北人くんの観覧車に行ったのに、正直今は北人くん好きかもなってなってて」
「でも!最初に気になってたのはほんとだから一緒に来れてよかった!です…」
壱馬「そっか、なんも気づいてやれんでごめんな」
「俺、真凜ちゃんはあんまり喋らへん子なのかと思ってたから今話せてよかったわ」
「てか、たぶんやけど敬語得意ではないよな?笑」
真凜「実は…うんあんまり笑」
「普通に男子と喋るのも苦手だし、全員歳上なのに敬語も苦手でどんどん話せなくなっちゃって、ます」
壱馬「はは笑 俺は全然タメ口でええよ」
「女子は俺ら来る前からすでに仲良かったもんな」
真凜「そうなの!敬語じゃなくていいって言ってくれたから」
「でも男子にいきなりタメで行って引かれたらやだなって思って笑」
壱馬「全然こっちのが話しやすくていいわ笑」
「ちょっとデリカシーないかもなんやけどさっきの話からするに、今は北人なんよな?」
真凜「全く壱馬くんナシ!って訳でもないんだけど、北人くんが強いかな」
「今喋ってみたらお兄ちゃんみたいだったから笑」
「それに出会ったの今日だけどAのこと好きすぎて応援してあげたくなっちゃう」
「壱馬くんといるときめっちゃ可愛かったし壱馬くんのこと見すぎだし」
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作者名:各駅停車 | 作成日時:2021年8月13日 23時