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井上「料理始めんのにどんだけ時間かけんねん!!」
「スタッフもここ尺取りすぎやろ!笑」
Niki「いやぁ、すごかったです笑」
「観覧車の壱馬くんもでしたけど、男子たちのきゅんとさせるテクがすごい以上にAちゃんの反応が可愛すぎて余計やられません?」
井上「そうなんよな〜!」
「ウブやし、やられることには本心から恥ずかしがってんやろうけど、適度に男心くすぐるやつやってくるからな笑」
Niki「さっきのだと腕ぽすってするやつとかもう…」
井上「あんなんやりながら上目遣いすんのA以外がやったらあざとすぎて嫌われんで?笑」
Niki「ああいう仕草がなじんでるあたり天性のモテ女子ですね笑」
井上「あと俺、壱馬はAのそういうとこに照れてたからまだ安心してんけど、北人が耐性強すぎて恐ろしいわ」
Niki「北人くんとAちゃんのペアはあざとさのぶつかり合いですね笑」
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その頃リビングのソファでは買い出しジャンケンが行われていた。
翔吾「男女別で勝った人が行こか」
芽依「そうだね!」
「じゃあ最初はグー、ジャンケンぽん!あいこで…」
なかなか勝負がつかない女子とは対照的に、早々に壱馬の勝利が決まった男子は小声である話をしている。
翔吾「キッチン気になるん?」
壱馬「ん、まぁな。やけど俺料理全然自信ないし」
「俺はさ、さっきの観覧車でもうAに決めたけど、Aは翔吾とか北人と話したいかもしれんやん?」
「そういう意思を無下にはしたくないんよなぁ。でも気にしてるんじゃまだまだやな笑」
翔吾「もう決めたんかぁ、早いなぁ」
「僕から見ても好きな子にそんなん言える壱馬はカッコいいわ笑」
「僕も準備で頑張って距離縮めよ」
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井上「いや、壱馬カッコよ」
Niki「Aちゃんのことを第1優先で考えてあげるところが良すぎます」
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芽依「やっと決まった〜笑」
菜月「みんなの買い出しに行きたい思いが強すぎて笑」
壱馬「そんなんでジャンケンの結果左右されんやろ笑」
「んで誰になったん?」
真凜「はい!」
壱馬「おお、こっちは俺」
「じゃ、行こか」
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作者名:各駅停車 | 作成日時:2021年8月13日 23時