・・・ ページ16
・
『仕事のために上京の決意するのとか今の私には考えられないので、笑 すごいなぁ』
北人「やりたいことやってるだけだから笑 そんなに褒められるほどでもないよ〜」
「っていうかめっちゃ話脱線しちゃったね笑」
『あっ、確かに!笑』
『鶏もも肉って聞いて勝手に唐揚げ想像してたんですけど、チキン南蛮得意ならそれでもいいかもです!』
『ハムと一緒に卵もあったので』
北人「ほんと?じゃあ作っちゃお」
「あとまた脱線しちゃうけどAちゃん敬語やめない?」
『ん〜笑 徐々に頑張りま、あ笑 頑張る!』
北人「ふふ笑 いっぱい話して早く慣れよ!」
「あ、Aちゃん髪の毛どうする?そのままでも大丈夫だけど、途中で鬱陶しくなるかも」
『そう思って持ってきま、きた!』
北人「さすが〜笑 準備いいじゃん」
北人は自慢げに髪ゴムを取り出したAからそれを奪う。
北人「おれが結んであげる!」
『っえ…///』
北人「後ろ向いて?」
『っ、え』
北人はAの肩を押し、自分に背を向けさせる。
北人「あれ〜、照れてる?」
『っ、顔見ないでください…///』
北人「あら、敬語になっちゃった笑」
『男子のみなさんがドキドキさせるのプロすぎて心臓が持ちません…あ、持たないよ…』
北人「Aちゃんが可愛すぎるのがいけないな〜 いろいろしてあげたくなっちゃうもん」
『っもう!ほんとによくない…!』
髪を結び終え横並びに戻ると、笑みを隠せない北人の腕を、Aがぽすっとはたく。
北人「あ、今ので腕が痛くて手洗いたいのに袖がまくれないなー」
『ねえ絶対痛くないっていうか袖まくるのに関係ないでしょ!笑』
北人「Aがまくってくれないと料理始められないなー」
『っ、よ、呼び捨て、』
北人「やだ?」
『心臓が壊れそうだから嫌かもしれない…』
北人「壊れたらおれが助けてあげる!笑」
『そういう問題じゃない!笑 だめだ、北人くんといると話がすぐ脱線する笑』
北人「Aが袖まくってくれたら料理始まるよ!」
『もう〜笑 分かりましたよ』
照れつつも楽しそうなAは、北人の袖をまくる。
北人「ありがと!おれAのまくる!」
『腕痛いのは大丈夫なの?笑』
北人「治った!」
ようやく手を洗い終えた2人は料理に取り掛かった。
・
454人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:各駅停車 | 作成日時:2021年8月13日 23時