40話 ページ42
私達4人は大きなホールのようなところに出た
少し遠目のところになにかの塊が転がっているのを見つける
私も悠仁もすぐに駆け寄ったが.......
虎「!!」
それは上半身のみが残ったものと、骨の塊にされた人間だった
釘「むごい.......」
『.........。』
自分の中にフツフツと怒りが湧き上がるのを感じた。くそ、胸糞悪いな
伏「3人.......でいいんだよな」
悠仁は上半身のみの遺体の名札を見て、先程来ていた親の子だということに気付いたらしかった
虎「この遺体、持って帰る。あの人の子供だ」
釘「でも......」
虎「顔はそんなにやられてない。遺体もなしで死にましたじゃ、母親としても納得できないだろ」
『.......悠仁、気持ちは分かるけど、冷静に考えて』
虎「でもっ.......おわ!?」
伏黒は悠仁のフードを掴み、遺体から引き剥がす
伏「あと2人の生死を確認しなきゃならん。その遺体は置いてけ。」
虎「冗談言うな!振り返れば来た道が無くなってんだぞ!後で戻る余裕はねぇだろ!」
伏「”後にしろ”じゃねぇ、”置いてけ”って言ってんだ!
ただでさえ助ける気のない人間を、死体になってまで助ける気は俺にはない!」
『おい!2人共!マジで落ち着けって!こんな時に!』
私の制止も聞かずに悠仁は伏黒の襟を掴み返す
虎「助ける気がない人間だと!?どういう意味だ!?」
伏「ここは少年院だぞ、呪術師には現場のあらゆる情報が事前に開示される。
岡崎正。そいつは無免許運転で下校中の女児を跳ねてる。2度目の無免許運転でだ。
お前は大勢の人を助け、正しい死に導くことにこだわっているが、だが、自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする」
.
虎「っ.......!じゃあ!!なんで俺は助けたんだよ!?」
『!.......ゆう.......!?』ゾワッ
え、待って.......。この感じ.......
『ちょ、ちょっと待って2人共ほんとにやば.....釘「いい加減にしろ!!あんた達なにやってんのよバッカじゃないの!少しは時と場所をわきま.......」トプンッ
『!野薔薇ちゃん!!』
虎「釘.......崎?」
伏「(バカな!呪いの気配は玉犬が.......!)」
伏黒が玉犬がいた方向を見ると、玉犬は既に壁に埋まり、血を流していた
『!!
おい!!横!!』
伏・虎「!!??」
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雪華(プロフ) - いえいえ!黒月さんとその人の問題でしょうし、黒月さんが良いならば私もよいので。感想も書かずにすみません(^^; 宿儺様大好きで読み進めていけばいくほどハマってます!この小説を読むのが最近の楽しみになってます!これからも頑張ってください! (2020年12月29日 9時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
黒月(プロフ) - 雪華さん» あ、ホントだ( ˙-˙ )本人も反省してくれているようなので私からは特に何も言わないです笑、何人かの人が注意してくれてるようなので.......。わざわざありがとうございます!! (2020年12月29日 3時) (レス) id: e0f9e77224 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - そちらのサイトで「生涯1人を愛し続けた呪いの王の逸話」という小説です。今確認したところ、20話目「story19」にて黒月さんを真似たことは認めているようで、これからは原作も混じえたオリジナルストーリーを作っていくと書いています...。 (2020年12月28日 22時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
黒月(プロフ) - 雪華さん» プリ小説バイGMOを知らないですね笑笑、もしや真似されてましたか?ソワッ((・ω・)) (2020年12月15日 3時) (レス) id: e0f9e77224 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - すみません。プリ小説byGMOというサイトでも「宿儺の呪い」と似た作品を投稿されてますか? (2020年12月15日 0時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒月 | 作成日時:2020年11月3日 21時