宿儺の呪い

39話 ページ41

伊「.......お気をつけて。帳を降ろします。




”闇より出てて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え”」





伊地知さんの帳により、空が闇に覆われる




なるほど、これで外から隠してくれるってわけか




伏黒は白の玉犬を出した





伏「呪いが近づいたらコイツが教えてくれる」




『はぁぁ〜.......か、可愛い.......////』←動物大好き(過去に子猫を虐めているのを見てブチ切れ、不良達を病院送りにした経験有り)





虎「そっかそっかぁ、おー！よすよす！頼りにしてっからな」





伏「行くぞ。」





私達は慎重に建物の中に足を進めた




宿舎に入りすぐに、違和感に気付く。





『.............。』





虎「どーなってんだ？２階建ての寮の中だよな？ここ」





釘「お、落ち着け！メゾネットよ！」





伏「(ちげーよ.......




呪力による生得領域の展開。こんな大きなものは初めて見た.......)




！！.......扉は！？」





全員が後ろを振り返っても、入ってきたはずの扉は消えていた




野薔薇ちゃんと悠仁はテンパって踊り始める




虎・釘「「どうしようっ♪あ、それどうしようっ♪」」





おいおいちょっとこんな時まで.......




可愛いが過ぎないか2人共！？(怒)





『どうするのこれ？なんか対策は？』





伏「.......あるにはあるけど、俺達にはまだ無理だ。




お前がまだ可能性あるっちゃあるけど.......やった事ねぇしまず無理だろ」(無意識の煽り)







ピキッ








『.......言えよ、やってやるわコラ(怒)』





伏「.......領域展開って知ってるか」





『.......知らない。』





伏「よし、進もう。こいつが出入口の匂いを覚えてるから。」





『.........ぅおい！』ﾋﾟｷﾋﾟｷ





虎・釘「「あらまぁ.......！」」





釘「グットボーイ！ジャーキーよ！ありったけのジャーキーを持ってきて！！」




虎「よしゃしゃしゃしゃ！！」




『いーなー、私も撫でたい』←好かれないタイプ





玉「ワフッ」ｽﾘ....





.......へ、自ら寄ってき.......






『グフッ.......！』ﾊﾞﾀｯ





虎「うわーーー！Aが！初めて動物に懐いてもらった衝撃で萌え死んだァ！！」





釘「でも撫でる手は止まってない！愛だわ！」





伏「緊張感！」





虎「やっぱ頼りになるな伏黒は！お前のおかげで人が助かるし、俺も助けられる」





伏「.......進もう」





へんっ、満更でもない顔しやがって

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