25話 ページ27
その日の夜、悠仁は私の部屋を隅から隅まで観察した後に私のベッドに寝転がる。
そのまま寝んなよな
虎「でもさー、いきなり呪術がどうとか宿儺の器だとか言われてもビビるよな。」
『うん。前世の話なんかされてもいまいちピンと来ないよ.......』
虎「だよなー、ていうかこいつ誰かを好きになることとかあるんだな」
『.............ね』
悠仁は胸に手を当てて独り言のように呟いた
虎「Aとこうやって仲良く話してるとさ、中の宿儺がうるせんだよ」
『ふ、私は環さんじゃないのにね。同じなのは見た目だけだよ』
虎「.......でも俺、何となく分かるかな。
多分こいつは、お前の存在そのものが好きなんだよ
記憶はなくても、Aの魂は変わらないんだろ?
性格が違くても、Aってだけで好きなんだ。きっと、本能的に.......」
『.............。
.
悠仁??』
虎「スー.......スー.......」
相変わらず寝るの秒だな
『ふっ.......子供みたい』
私は悠仁の頭を撫でてから、起こさないようにゆっくり布団を被せた
ほんと、無事で良かった.......
悠仁じーちゃんお願い。悠仁を守ってあげてね。
私はベッドに寄りかかったまま、いつの間にか眠りについた
.
ん.......今何時だろ......夜中に誰かが私を抱えてそっとベッドに下ろしてくれた
そのまま頭を撫でられる。落ち着くな......
寝ぼけたままうっすらと見えたのは悠仁だった
『ん.......落ち着く』
宿「ふ、随分と素直だな」
頭を撫でていた手はどんどん下に下がり、首の歯型をなぞる
『.......ん、なに.....え、宿儺?』
寝起きで回らない頭で考える
なんでいるの?悠仁が寝てるから?出てこれるの?え、聞いてない
宿「ククッ、お前は相変わらず考えてる事が分かりやすい」
待ってこの状況やばい.......?
『手、離して。』
いつの間にか掴まれていた腕に力を入れて宿儺に負けじと強気で言った
宿儺には逆効果だったらしく、より一層口角をあげる
宿「随分と可愛らしい抵抗だな、
『やっ.......!///ちょ、待っ』
宿「いい顔だ」
真っ赤な私の頬に手を添えて宿儺は耳に口をつけて囁く
『ぁ.......っ!』ゾクゾクゾク
勝手に腰が浮く
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雪華(プロフ) - いえいえ!黒月さんとその人の問題でしょうし、黒月さんが良いならば私もよいので。感想も書かずにすみません(^^; 宿儺様大好きで読み進めていけばいくほどハマってます!この小説を読むのが最近の楽しみになってます!これからも頑張ってください! (2020年12月29日 9時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
黒月(プロフ) - 雪華さん» あ、ホントだ( ˙-˙ )本人も反省してくれているようなので私からは特に何も言わないです笑、何人かの人が注意してくれてるようなので.......。わざわざありがとうございます!! (2020年12月29日 3時) (レス) id: e0f9e77224 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - そちらのサイトで「生涯1人を愛し続けた呪いの王の逸話」という小説です。今確認したところ、20話目「story19」にて黒月さんを真似たことは認めているようで、これからは原作も混じえたオリジナルストーリーを作っていくと書いています...。 (2020年12月28日 22時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
黒月(プロフ) - 雪華さん» プリ小説バイGMOを知らないですね笑笑、もしや真似されてましたか?ソワッ((・ω・)) (2020年12月15日 3時) (レス) id: e0f9e77224 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - すみません。プリ小説byGMOというサイトでも「宿儺の呪い」と似た作品を投稿されてますか? (2020年12月15日 0時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒月 | 作成日時:2020年11月3日 21時