14話 ページ16
目が覚めると、辺り一面火の海で、多くの人達が倒れているのが目に入った
人の死体の山の上には、腕が4本、顔が2つある男が立っている
何度も夢で見た見慣れた光景だった
ここは宿儺が生きていた時代だ
血溜りに反射して映るのは私にそっくりの.......いやこれ、そっくりってレベルじゃない。まんま私だ。違うの服と髪だけ。
今私は、前世の記憶を見てるんだ。この人が環という人なのかな。
宿儺はこちらを振り向くと、私を抱き寄せた。私を支える腕は予想外すぎる程優しくて驚いた
あれ、ていうか私倒れてたっけ?てかこの血溜まりって.......え?私の血.......?
宿「おい、俺がまだお前を手に入れてない内に死ぬとは、いい度胸だな。」
『フフ.......寂しがり屋ね。まだ私と遊び足りなかった?』
意図していないのに、自分から信じられない程優しい声が聞こえた。
現世で宿儺に会った時は死ぬ程怖かったのに、今は”可愛い””愛しい”という気持ちが自分から溢れ出ていた
え.......嘘やんこの感じ.......まさかこの2人って
てか可愛いは訳分からん自分。それは好きの末期症状だぞ
宿「ふん、安心しろ。死ぬからというだけで、俺が黙ってお前を諦めるわけがないだろ。
何度生まれ変わってもお前は、同じ力を持って俺の前に現れるんだ。」
『余程私に夢中なようね.......厄介な人に好かれちゃったわ.......
また会えるの、楽しみに.......してる.......ね
.
.
『宿儺.......』』
五「へぇ、記憶は戻ったみたいだね。」
『へ.......??』
気が付くと私は札らしきものに囲まれた部屋の中にいた。
今.......夢を見ていた気がするんだけど......なんだっけかな。断片的にしか思い出せない.....
五「呪いの王は偉くきみにご執心なようだ
こーんな呪いかけるなんてね。」
『え?呪い?私に??』
虎「(呪い.......?)」
すっとぼけている訳でもない。本気で分からないというAに、五条は首を傾げた。
部屋の外で聞き耳を立てる虎杖もハテナを浮かべる
五「ん?どういうことだ??
....1から説明すると君はね、輪廻転生。宿儺の寵愛を受けているんだ。」
ますます訳が分からないというようにAは眉間にシワをよせた
それに構わず自分の頭の中も整理したい五条は話を続けた
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雪華(プロフ) - いえいえ!黒月さんとその人の問題でしょうし、黒月さんが良いならば私もよいので。感想も書かずにすみません(^^; 宿儺様大好きで読み進めていけばいくほどハマってます!この小説を読むのが最近の楽しみになってます!これからも頑張ってください! (2020年12月29日 9時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
黒月(プロフ) - 雪華さん» あ、ホントだ( ˙-˙ )本人も反省してくれているようなので私からは特に何も言わないです笑、何人かの人が注意してくれてるようなので.......。わざわざありがとうございます!! (2020年12月29日 3時) (レス) id: e0f9e77224 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - そちらのサイトで「生涯1人を愛し続けた呪いの王の逸話」という小説です。今確認したところ、20話目「story19」にて黒月さんを真似たことは認めているようで、これからは原作も混じえたオリジナルストーリーを作っていくと書いています...。 (2020年12月28日 22時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
黒月(プロフ) - 雪華さん» プリ小説バイGMOを知らないですね笑笑、もしや真似されてましたか?ソワッ((・ω・)) (2020年12月15日 3時) (レス) id: e0f9e77224 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - すみません。プリ小説byGMOというサイトでも「宿儺の呪い」と似た作品を投稿されてますか? (2020年12月15日 0時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒月 | 作成日時:2020年11月3日 21時