大丈夫だぞ 【豪ヒロ】 ページ49
豪炎寺目線
朝ヒロトから、LINEが来た
ヒロト今すぐ俺の部屋来てくれる?
豪炎寺どうした?
ヒロトいいから
豪炎寺分かった
俺は、ヒロトの部屋へ行く
コンコン
「豪炎寺か？」
「ああ、いいか？」
「うん...」
ガチャ
「ヒロト、どうしたんだ？」
ヒロトは、ベッドに横になっていて辛そうだ
「頭痛いし、吐き気がする」
「熱なんじゃないのか？」
「測ったけど無かった」
「だとしたら、偏頭痛と言うやつか」
「偏頭痛？」
「ああ、頭部左右が痛くなったり、左右どちらかが痛くなったり、吐き気とかするけど熱はない」
「うー...ん」
ヒロトは、思ったより辛いみたいだった
「今日は休め、無理は禁物だ」
「おー...」
取り敢えず、円堂に知らせて、マネージャー達に色々用意して貰うか
「おにーちゃん」
「！？」
ヒロトが涙目で、俺のジャージの袖を引っ張る
「どうした？」
「気持ち悪い...」
「分かったちょっと待ってろ」
プルル
『どうしたの？』
「大谷か、早急にエチケット袋を用意してくれないか？」
『え！？どうしたの！！』
「ヒロトが吐きそうなんだ」
『分かった今用意する！！』
ガチャ
「ヒロト、もう少し耐えてくれ」
「うん...」
俺は、ヒロトのそばへ行き抱きしめて頭を撫でてやる
「お兄ちゃん...お兄ちゃん...」
「大丈夫だ、落ち着け」
ヒロトは、追い詰められているのか...
こうやって、俺の事をお兄ちゃんって呼ぶのは、ヒロトが追い詰められている時だ
兄として俺は、優しく宥めてやる
ガチャ
「豪炎寺君！持ってきたよ！」
「ああ、ありがとう」
「ヒロト君大丈夫！？」
「うう...」
ヒロトを後ろから背中をさすってやる
「ヒロト君どうしたの？」
「偏頭痛みたいなんだ」
「偏頭痛！？」
「ああ、それでこうなってるんだ」
「そっか、このこと円堂君に言っておくね？」
「頼む」
大谷は出ていきヒロトと俺が部屋で二人きりになる
「俺も行くから、しっかりやすんでるんだぞ？」
「.......」
ヒロトは無言で、豪炎寺の袖を引っ張る
「どうした？」
でも、豪炎寺は直ぐに察して微笑む
「ちゃんと休むんだぞ？」
「おう」
豪炎寺とヒロトは一緒に寝るのだった
おまけ
「ヒロトにちょっかいかけると殺されるぞ」
「兄ってこええ...」
目線の先には、ヒロトの話を聞きながら、ヒロトにちょっかいかけようとした奴等を睨んでいた
作:ユリア
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星野結花 - どれも面白いです! (2019年9月9日 15時) (
レス) id: 09968e6ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 稲ヒロは後で！ (2019年6月22日 16時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 夜桜さん» 梶さんが来て梶さんが帰った、宮野んが来て宮野んが離脱した、この繰り返しやないかい (2019年6月22日 13時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 夜桜さん» よし、書こうかな！ (2019年6月22日 13時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - ユリアさん» 不動…多分戻って来れないですよね…(っω<。)なんで不動だけ怪我したんだろ… (2019年6月22日 13時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリア | 作者ホームページ：http://yuria
作成日時：2019年5月4日 11時
