兄弟 【豪ヒロ】 ページ47
ヒロト目線
クソ！この野郎！俺はどうせバカ息子だ、俺がどうにもなったとこで...
「なあ、お前」
「あ？」
バコッ
「.......！？」
「今俺様さー、すごくイラついてんだわー、サンドバッグ代わりになってくんね？」
「んな事！！」
ゴッ
「いっ.......！！」
日本代表になっている所為で手が出せない
ヒロトはバランスを崩し倒れる
男が拳を振り上げる
もう、ダメだ
そう思った時だった
「おい、俺の大切な弟に何してる」
男の腕を片手で受け止め、ヒロトの前に立つ
「ご...えん...じ？」
そう、豪炎寺であった
「去れ.......」
ギロッ
豪炎寺の目は獲物を眼力だけで仕留めるような怖い目をしていた
「ひっ...！！」
男は逃げていく
「ヒロト！！」
そこで、俺の意識は途絶えた
「.......っ」
気づくと、そこは合宿所の医務室だった
「ヒロト、起きたか？」
そこには、円堂キャプテンがいた
そして、豪炎寺がうつ伏せになり寝ていた
「ビックリしたぞ、豪炎寺が怪我したお前を連れて帰って来る時はな」
「え...」
「さて、本題だ」
「本題？」
「ああ、どうして、ここまでお前を心配すると思う？豪炎寺は」
「は？」
「それはな、お前が大切だからなんだ、後輩としても仲間としても、そして何よりもお前が弟として大切だからだ」
「え...」
ヒロトは目を疑った
あんなに過保護の様に扱っていた豪炎寺が
「豪炎寺はな、俺とかと話してる時、ヒロトの事ばっかなんだぞ？それも、凄い笑顔でな」
ー「今日、抱き着いてきたんだぞ！もう、俺の弟天使！」ー
ー「そ、そうか」ー
「ヒロトの事ばっかでなー、風丸がきき疲れてたなあ」
知らなかった、豪炎寺の想い
「お前はバカ息子でも無いんだ、ただ1人の弟として大切にされているんだ」
「うっ...ううん」
「お！豪炎寺起きたな、俺は、皆の所行くから」
「ええ！ちょっ！」
そうすると円堂は去って行った
「ひ、ヒロト！怪我大丈夫なのか！」
「お、おう」
「そうか、なら良かった」
「あのさ、ごめん、カッとなっちゃって」
「.......もういいんだ、俺の方こそゴメンな言い過ぎた」
「別にいい.......お兄ちゃん...」
「ん！なんて言った！もう1回頼めるか！！」
「んでもねええよ！」
「今言っただろ！お兄ちゃんって！」
「聞こえてんじゃねえか！」
この兄弟は今日も仲がいいです
作:ユリア
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星野結花 - どれも面白いです! (2019年9月9日 15時) (
レス) id: 09968e6ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 稲ヒロは後で！ (2019年6月22日 16時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 夜桜さん» 梶さんが来て梶さんが帰った、宮野んが来て宮野んが離脱した、この繰り返しやないかい (2019年6月22日 13時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 夜桜さん» よし、書こうかな！ (2019年6月22日 13時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - ユリアさん» 不動…多分戻って来れないですよね…(っω<。)なんで不動だけ怪我したんだろ… (2019年6月22日 13時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリア | 作者ホームページ：http://yuria
作成日時：2019年5月4日 11時
