兄弟 【豪ヒロ】 ページ46
ヒロト目線
「ヒロト、ちゃんと持ち物もってるか？」
「持ってる」
「不審者に対する為の笛持ってるか？」
「持ってる」
「絶対に怪しい人には近寄らない、着いていかない、何か貰わないんだぞ？」
「わーってるって」
「なら良し、行ってこい」
「ういー」
いつもいつも豪炎寺は、俺を子供の様に扱って、何かあると何かあったかしつこく聞いてくる過保護な野郎だった
別に俺は大丈夫だっつーの
「えっと、これとこれか」
監督から頼まれている、シャンプーとタオルを買って、合宿所に帰ろうとする
「そいえば...、期間限定のケーキが売ってるんだっけ？」
寄り道になるがいいか
一方その頃
「ヒロト、遅くないか？」
豪炎寺が言う
「寄り道でもしてんじゃねえかー？」
灰崎が面倒くさそうに言い返す
「まあ、帰りを待とうじゃないか！きっと大丈夫だ！」
円堂が暗い空気を紛らわそうと明るく言う
「暗くなっちまったな」
ヒロトは走早に合宿所へ帰る
こういう時は、豪炎寺に怒られるがそんな事関係ない
合宿所
「ただいまー」
「ヒロト、今何時だと思っているんだ...」
帰って来たら、まずこれだ
「期間限定のケーキ探しに行っていたから、遅くなった」
「全く、そんなの明日でいいだろう？」
「今買いたかったし」
「でも、時間はちゃんと見てくれ」
「へーい」
「わかっているのか？」
「わかってますよー」
「だったら、この時間まで寄り道は止めてくれ」
「へーい」
「全く！ちゃんとわかっているのか！」
豪炎寺が怒鳴る
「はあ！？別に俺がどうしようといいだろ！！」
「お前が心配だから言っているんだろ！！」
「あア！？大丈夫だし！別に俺は、バカ息子だから心配されたって仕方ねえんだよ！！」
「落ち着くんだ！二人とも！こうやって揉めたって意味は無いんだぞ！！」
円堂が止めようとするが
「いい加減にしろ！！ヒロト！！怪しい奴に連れていかれたらどうするんだ！！」
「はああ！？連れていかれるわけねえ！！もう知らん！！」
そうすると、ヒロトは合宿所を出ていく
「ヒロト！！」
「ヒロトさん！！」
「豪炎寺落ち着け！相手を考えろ！！」
「.......っ！す、済まない...ついカッとなってしまった」
「でも、ヒロトさんが...」
「.......俺が行く」
「ああ、行ってこい」
そうして、豪炎寺はヒロトを追って行った
作:ユリア
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星野結花 - どれも面白いです! (2019年9月9日 15時) (
レス) id: 09968e6ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 稲ヒロは後で！ (2019年6月22日 16時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 夜桜さん» 梶さんが来て梶さんが帰った、宮野んが来て宮野んが離脱した、この繰り返しやないかい (2019年6月22日 13時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 夜桜さん» よし、書こうかな！ (2019年6月22日 13時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - ユリアさん» 不動…多分戻って来れないですよね…(っω<。)なんで不動だけ怪我したんだろ… (2019年6月22日 13時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリア | 作者ホームページ：http://yuria
作成日時：2019年5月4日 11時
