膝枕 【不ヒロ】 ページ42
不動目線
「あ"ーー、やらかした」
船内のロビーに小柄のフェイスペイントをつけた少年の声が響く
吉良が1人でどっか行くもんだから、面白い事が起こりそうと思って着いてきたんだ
うん、絶対体調悪いだろアイツ
「たく、頭痛え」
何となく、途中から察してたけどまあ、大丈夫だろって思った
だが、さっきのスペインの奴らや剛陣の怒鳴りで悪化したみたいだ
豪炎寺の奴がここに居たらなにしてただろうな
きっと無理するなって言って怒ってただろうな
「そこにいるんだろ？出てこいよ」
「なーんだ、バレてたか」
吉良が警戒しながらこっちを見る
俺は構わず続ける
「お前、なーにしてんだよ」
「そっちこそ、何してんだよ」
「面白そうだし、来たんだよ」
「俺を追ってか」
「おう、面白そうな事が起きそうだが、それ以上にお前の体調ヤバそうだな」
「は！？」
「お前、バレてないかと思ってたのか？バレバレだぜ、円堂とか稲森とか坂野上以外にはな」
「え...」
「後で怒られんじゃねえか？」
「体調が悪くなんて！！.......っ！！」
吉良の身体がフラつく
もう限界かよ.......ﾁｯ
しゃーねーな
俺はソファに座る
「ほらよ、少し寝てろ」
「は？」
「俺が膝枕してやるって言ってんだ」
「はあ！？」
「それとも、このままぶっ倒れて苦しい思いでもするか？」
「寝る...」
「よし、寝ろ少しは楽になるだろ」
吉良はポスッと寝転び眠りに落ちる
こうして見ると、寝顔はやはり御曹司だ
綺麗で吸い込まれそうだ
「.......ｻﾝｷｭ」
「は？」
素直じゃねえ
まあでも
大切な可愛い後輩には変わりねえか
その後、めっちゃ皆に心配されたヒロト氏である
作:ユリア
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星野結花 - どれも面白いです! (2019年9月9日 15時) (
レス) id: 09968e6ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 稲ヒロは後で！ (2019年6月22日 16時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 夜桜さん» 梶さんが来て梶さんが帰った、宮野んが来て宮野んが離脱した、この繰り返しやないかい (2019年6月22日 13時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
ユリア - 夜桜さん» よし、書こうかな！ (2019年6月22日 13時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - ユリアさん» 不動…多分戻って来れないですよね…(っω<。)なんで不動だけ怪我したんだろ… (2019年6月22日 13時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリア | 作者ホームページ：http://yuria
作成日時：2019年5月4日 11時
