愛。夢。現実。 (ページ3)

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～When Lily is my boyfriend～

大阪での仕事が終わり、将企の家に行くと、将企以外の人影があっただれが飲みに来ている雰囲気でもなかった

「将企?誰かいるん?」

「あ、」

将企といたのは、1人の女性だった、おそらくファンの子だろう

でも、特に何も感じなかった

そこまで将企を愛しきれていなかったのか

私は家に置いてある自分のものを適当にまとめ、
行くあてもないのにとびだした。

何にも考えずに、とにかく追ってきていなければいい。そんな感覚で

あっちから告白してきたのに、浮気されてきたのが

悔しかった

悲しくも、怒りも感じない

遊ばれてたんだ

遠距離だったし、寂しかった、という
理由とかもないんだと思う

あの人には

どこ、行こう

この時間から近くのホテルまでも遠いし、部屋が
空いていないかもしれない

誰か近くに芸人…

九条、だ…