code blue -2nd season-

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処置をしながらトンネルの奥へと進んで行く


消「先生！こっちに来てください」


『わかりました』


消防の後について行くと


そこにはトレーラーに挟まった男性を治療するめぐがいた


『めぐ！』


白「お子さんを探している時に


トレーラーが倒れてきたみたい」


『わかった、手伝う』


その後、三井先生、耕作、みほ、はるか、


それに藤川くんも来てみんなで治療を進める



救出するのもまだかかりそうだし


何より負傷箇所が多い



『？？(消防が慌しくなった)』


三「どうかしましたか？」


三井先生も気付いたようで、消防に確認する


消「先生たちは今すぐ避難してください」


三「どうしてですか？」


消「この先でガソリンが漏れているのが確認されました


いつ引火してもおかしくありません」



緋「そんな」


三「仕方ないわね


避難しましょう」

三井先生が治療を止める


藤「患者さんを置いて行くんですか？」


『あの事故があったばかりだもん


また何かあれば


それこそドクターヘリの存続に関わる』


私も治療する手を止めて立ち上がる


三「そういう事よ


安全確認がとれたら戻って来ましょう」


その言葉に耕作、みほ、はるか、藤川くんが立ち上がる



『めぐ？』


白「このまま、このまま私たちが避難して


安全確認がとれて戻って来た時に


救える命はあるのでしょうか？」


「「「『！？』」」」


白「私は目の前に救える命があるのに


置いては行けません」


懸命に治療を続けるめぐ…


『…ほんと、めぐは頑固だなー


怒られるときは付き合うよ』


私はもう一度、治療を始める


藍「レスキュー、後どのくらいで救出できますか？」


レ「あと10分程で救出できます」


藍「三井先生、あと10分だけやりましょう


白石の言う通り、俺たちが戻って来た時に


救える命があるかはわかりません」


三「わかった


10分だけよ


それでもだめだったら避難よ」


「「「はい！」」」


私たちは全員で治療に取り掛かった

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