死んだら推しに会えました。

女神さん ページ2

？「はい、確かに、貴方の手術は成功しました。」

『じゃあ、どうして・・・』

？「耐えきれなかったのです。貴方の身体が、多量の薬に・・・」

『そんな・・・！！』

？「申し遅れました。私は、この世界の「生」を司る、女神です」

『女神・・・？』

女神「はい。貴方の身体が弱いのは、私のミスなんです」

『？？？？』

女神？？ミス？？？どういうことなのかさっぱり分からなかった。女神さんはそんな私に気づいたのか、要約した形で説明をしてくれた。

女神「貴方の身体が弱いのは、私が貴方の心臓を作るときに、ミスを犯したことが原因なんです。まだ１６歳と若いのに、私のせいで死なせてしまった・・・本当にごめんなさい」

『女神さん・・・』

女神さんは涙を流しながら、深く頭を下げていた。なんだかこっちまで申し訳なくなり、どうしたらいいか分からなかった。

女神「・・・そこで、私からの謝罪と償いを込めて、貴方の願いをなんでも叶えます」

『え・・・願い・・・？』

女神「はい」

『(私の願いって、なんだろう・・・。もしまだ生きていたら、迷いなく、「病気を治してほしい」だけど・・・・・・)・・・あ・・・』

女神「？」


私の願い。それを考えたとき、二番目に頭に浮かんできたのは、ウィングだった。
もし・・・もし本当に叶えてくれるなら・・・私は・・・・・・！！



















『あの、、、「アニメの世界に転生」って、可能ですか・・・？』



















女神さんを見たら、にこりと微笑む姿が目に映り、その瞬間に私の意識は薄れていったー・・・・・・

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