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家に着いてケータイを見る。
いつの間にか電源が落ちていた。
電源を付ければバッテリーは50%も残っている。
なんで勝手に電源が切れたのか気になったけど
それよりもほのちゃんとゆうちゃんからの
メッセージと不在着信の量がえげつなくて驚く。
" ごめんね、昨日色々あって連絡出来なかった... "
3人のグループLINEにそう送ればすぐ既読がつく。
" 後で話はゆっっくり聞かせてもらう "
ゆうちゃんからのLINEに、
きっと2人には隠し事はできないな と悟った。
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また、1週間が始まる。
広臣くんにあった事が夢なんじゃないか
と思うぐらい現実に引き戻される。
蓮「先輩、この前大丈夫でした?」
挨拶よりも先に心配してくれる蓮くん。
『全然大丈夫だったよ』
そうニコッと笑って言う。
蓮「ならよかったです
お詫びに今日のお昼一緒にご飯行きませんか?」
この前、約束もしたしそれで蓮くんの気が済むなら、
とお昼を一緒に行くことに決まった。
自分の席について、いつも通り仕事をこなす。
自分が迷子にならないように
あれは 夢だったんだ と言い聞かせる。
お昼になると蓮くんが迎えに来た。
" いきましょ!" と、楽しそうな蓮くんについて行く。
蓮くんオススメのお店でランチをしていると
着信音がなった。
表示されたのは、登録していない電話番号。
『ごめん、ちょっと出てくるね』
蓮くんにそう伝え、鳴り続ける電話に出た。
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作者名:ましゅまる | 作成日時:2019年8月16日 23時