ホットロード

＃34 ページ34

美亜「臣さん起きるから大丈夫だよ！」

私「だといいけど・・・」

美亜「明日目覚ますでしょ」

私「うん」

美亜「じゃあねA」

私「バイバイ」

美亜「明日朝迎えに行くから」

私「うん」

美亜「バイバイ」

私「バイバイ」

ガチャ

私「ただいま」

母「おかえりA」

私「....っっ...」

母「どうしたのよ」

私「....っっ...私って....っっ...必要じゃない？....っっ...」

母「A・・・」

私「もう死にたいよ...っっ」

母「自分の娘が必要じゃないわけないでしょ」

私「え？」

母「A今まで傷つけてごめんね...っっ...ママ...パパとやり直すことになったの」

私「は？」

母「Aのこと考えたらそうしないとって思って」

私「バーカお母さんのバカ！」

母「ごめんね、ほんとにごめんね傷つけた分Aを幸せにするからっ」

私「今更・・・」

母「ごめんね、ママのこと嫌いでもいいから一緒にいて」

私「嫌いなわけないじゃん！自分の生みの親を嫌いになれる人なんていないよっ」

母「ありがとうA」

ギュッ

私「...っっ...っっ...っっ」

母「愛してるわよA」

私「っっ...っっ」

涙が止まらなかった

臣くんの時の涙じゃなく、嬉しい涙だった

私お母さん好きだよ

大好きだよ

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