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＃01 ページ1

美亜「Aにお願いがあるの！」

私「何？」

私は１６歳の高１。いわゆる不良ってやつ。この美亜も。

美亜「美亜ね、好きな人できたの//////」

私「で？お願いって？」

美亜「その人ね、あのNIGHTS(ナイツ)の副総長やってる人なんだけど」

私「は？そんな奴に惹かれたの！！」

美亜「うるさい！優しいんだってば！」

私「はいはい。で？」

美亜「そこの族に一緒に入ろ！」

私「私、そういうの興味ないんだけど」

美亜「だってA、美亜がいなくなったら、一緒にいる人居なくなるでしょ！」

私「別に一人でいいんだけど」

美亜「嘘でしょ！美亜と離れたくないんだったら、入ろ！」

私「美亜が一人嫌なだけでしょ！」

美亜「バレた？お願いしますA」

私「はいはい、別にいいよそのくらい」

美亜「ありがとぉ～A！」

ギュッ

私「もぉ～、キモいから離れて」

美亜「ひどくない？A！」

私「だって暑いんだもん！」

美亜「だからってキモイってひどい～～～(泣)」

私「はいはい、ごめんごめん」

美亜「絶対思ってないでしょ！」

私「うん(笑)」

美亜「コラぁ～～～」

こちょこちょ

私「マジで(笑)ダメ・・アハハ(笑)」

美亜「ならちゃんと謝ってください！」

私「ごめんなさい。」

美亜「よし！」

私「で？美亜の好きな人格好良いの？」

美亜「格好良くはないけど・・」

私「カッコよくないの？」

美亜「うん(笑)蛍原みたいな(笑)」

私「蛍原(笑)超ブサイクじゃん！」

美亜「中身はイケメンだもん(怒)恋愛経験ないAに言われたくない！」

私「そうだねぇ～美亜の選んだ人なら、間違いないんじゃない？」

美亜「A・・」

私「なんて、言うと思ってた？(笑)」

美亜「もぉ～いい(呆)」

私「ごめんごめん」

美亜「いいよ！特別に許す！」

私「ありがと(笑)」

美亜「総長はめっちゃイケメンだよ！」

私「へぇ～」

美亜「興味ないでしょ！」

私「うん(笑)」

この時の誘いが私を変えてくれるんなて思ってもいなかった。