雪女、真白ちゃん【SnowMan】 (ページ21)

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仕事初めは向井康二２ページ21

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『____はいオープニングOKです！次、着く頃から撮りますんでそれまで休憩でお願いします〜！』

「はーい！」

向井「あの、お水貰えますかー？」

がやがやと騒がしいロケバス内。

昔は抵抗があったこの賑やかさにも今は慣れ、少しずつ居心地が良いものになっている。

「ねえこーじくん、見て」

向井「ん？どしたん？」

「今日ね、水族館の話が出るって聞いてたから付けてきたの」

向井「んはぁ(笑)それそれ！懐かしい！」

『それが言ってたキーホルダー？(笑)』

ポケットから取り出したピンク色のペンギンのキーホルダーに、こーじくんは感慨深そうに触れた。きっと当時を思い出しているんだろう。当時彼は水色を持っていた。

「そうなんです。こーじくんと初めて一緒に行った水族館で買ってもらった物です(笑)」

向井「当時はお互い携帯に付けてたんよな〜」

「そうそう。活動してる場が違うからお互いしかわかんなかったけどね(笑)」

向井「当時俺もシロちんもめっちゃしんどくて。結構頻繁に連絡取り合ってたりしてたんですけど、さらにコイツ見て「シロちんも頑張ってるから俺も頑張らな！」って奮い立たせてました」

「あ、それ私もやってた！「こーじくん頑張ってるから」って(笑)」

向井「んははっ、俺ら仲良すぎやろ(笑)」

『ちなみに向井くんは持ってないの？』

向井「実家にあると思いますよ！携帯キーホルダー付けれへんヤツに変えちゃったけど、確か大事にしまったんですよねぇ」

『へぇ、なんか可愛いエピソードだね(笑)』

『あ、すみません！一旦道を確認するのでここで止まりまーす！』

こーじくんと思い出話に花が咲いていた時、ふとロケバスが停車した。

「あとどれくらいで着くんだろ」

向井「せやなぁ……

___って、えぇえぇ！！！！？？？」

「なんやねんお前ら、遠距離カップルみたいな会話すんなや(笑)」

聞いてて恥ずかしいねん、そう言いながらバスの中に入ってきたのは。

「あれっ！？横山くん！？(笑)」

向井「えっ、お疲れ様です！！」

「お疲れ様です！(笑)」

横山「うんお疲れ(笑)」

今回ゲストのMINAMIさんとW主演を果たす関ジャニ∞の横山くんだった。

『今回横山くんにも2人が向かう場所に来てもらいます。びっくりした？(笑)』

向井「いや、そりゃびっくりしますって！」

横山「真白はもっとびっくりせぇよ！」

「いやびっくりしましたって(笑)」