【可愛い】と【猫】３ ページ13
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宮舘「猫耳可愛い」
舘様が左の耳に触れる。
向井「いやめちゃめちゃ可愛いよね」
こーじくんが右の耳に触れる。
渡辺「………」
しょっぴーくんは黙って見てる。
私はパイプ椅子の上に3角座りしてSNS用に自撮り中。
渡辺「ていうか、康二は何でいるの？」
そこ俺の位置じゃない？
少し拗ねてるしょっぴーくんが聞くと、こーじくんは嬉しそうに
向井「俺出番まだやから控え室おってもつまらんし廊下うろうろしてて。ほんなら可愛い猫さんとすれ違ったから跡つけてきた」
って。
渡辺「いやストーカーじゃん」
向井「ちゃうよー。可愛い猫さんの愚痴を聞いてあげてたんやから」
渡辺「……」
向井「この可愛い猫の姿を見られたんは翔太くんのおかげやからめちゃめちゃ感謝してるけど、シロちんの生足を誌面に晒そうとしたのは重罪やわ」
「せやわ」
宮舘「せやわ」
向井「ほら」
渡辺「…えぇー…ごめん」
普段キリッとしてる眉毛が、今はちょー垂れ下がっていて可愛いことになっている。怒られた子供みたいだ。
その可愛さに免じて許します。
「もうあんな恥ずかしい格好させないでね」
渡辺「やんない」
「次したら1ヶ月渡辺翔太と口聞かないから」
渡辺「うわ、絶対しねぇ」
「じゃあ許す」
そう言えば嬉しそうなしょっぴーくん。
滲み出る5歳児の感じにやっぱ可愛いなあと思いながら談笑していると。
『あの、すみません』
困ったように笑うライターさん。
『真白さんの最近可愛いと思ったものの話をまだ聞いてなかったんですけど…』
「あぁ、そうでしたっけ！」
少し考えて思わず口から出た答えは
「猫耳つけた私です♡」
だった(笑)
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渡辺「結局気に入ってんじゃねぇか！(笑)」
「ごめんじゃん。でも嫌だったのは生足だけだったからさあ」
向井「いやでも正解やで。あ、後で撮らせて」
宮舘「いいな、そのデータちょうだい」
「てか、舘様は後で一緒に撮ろうね♡」
渡辺「ねえ！俺は！？」
「しょっぴーくん構ってもらいたい子供みたいで可愛いね」
渡辺「うるせぇ！」
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作者名：だ い .*･ﾟ | 作成日時：2020年12月17日 15時
