【短編集】君に恋を教えてもらった。 (ページ28)

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ハグページ28

大変です。彼氏である宏規に1ヶ月も会えてません。
2人とも忙しいから仕方ないけど、久しぶりに宏規の温もり感じたい、ハグしたい。

なーんて誰もいない部屋でそんな事を考えてると、電話がかかって来た。マネージャーかななんて思いつつ電話に対応する。

貴方「もしもしー」

宏規「あ、もしもしA？」

スマホから聞こえた声は、久しぶりに聞いた宏規のこえだった。

貴方「え、宏規どうしたの？」

宏規から電話くれると思とは思わなかったため、少し食い気味に返事をする

宏規「今日の仕事早めに終わったから、今から会いたいなーって思って。今家にいる？」

貴方「うん、家だよ」

宏規「じゃー今から家行くね」

貴方「わかった、待ってるね！」

さっきの宏規に会いたい病とは一転し、るんるんで宏規を迎える準備を始めた。

軽く掃除をし、簡単な料理を作り終えた5分ほど後にチャイムが鳴ったので、宏規を迎え入れた。

宏規「お邪魔しまーす」

貴方「いらっしゃい！」

私が言い終えると、A補給〜と言いながらハグをしてきた。

貴方「軽くご飯作ったから先に食べよ！」

と言うと、ちょっと名残惜しそうに離れる。