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宏規「あのさA…実は今日食事に誘ったのは理由があって、その…」
ここまで言い、1度深呼吸をする。
宏規「好きだ。付き合って欲しい。」
そういうと、驚いた顔をするA。
だがその後すぐAが口を開いた。
貴方「えっと、好きになってくれてありがとう。宏規くんの気持ちはすごく嬉し。けど…」
ここで俺はこの先言われる言葉を察した。
泣きそうになるのを必死に堪えてAが言葉を続けるのを待つ。
貴方「今はまだ仕事を優先したいから宏規くんとは付き合えない。ごめんね。」
宏規「そっか、俺こそ急にごめんね。今日は時間作ってくれてありがと」
貴方「うん。」
宏規「これからも、いつも通り接していい?」
貴方「うん、いいよ。」
宏規「ありがと。今日はもう帰るか」
この気まづい空気に耐えられず、別れを切り出した。
貴方「家まで送ったくれてありがと。じゃあね。」
そう言われ、1人で歩き出す夜道。
そこからはどう帰ったか記憶に無く、気が付いたら家のソファで泣いていた。
宏規「好きだったよ、A」
俺の弱々しい声がぽつりと零れた。
明日からは、友達としてよろしく。
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月29日 11時