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［翔にぃside］
和が1階に降りてきて
「潤が起きなくてつまんなーい！」って
ぶぅ垂れる。笑
しかも「あらしに潤のことを頼んだから、翔にぃも
手伝ってあげて！」って。
しょうがない。
俺がビシッと起こしてやりますか。笑
潤「あぁ〜、やめろ！もう！」
「ウォンッ！」
階段を上がっている途中で、潤の怒る声。
寝起きの潤は機嫌が悪いから、あらしが八つ当たり
されたんだと思って部屋を覗いたら…
潤「もう！やめろよ！」
「ウォンッ！」
あらしが負けじと潤に向かっていってた。笑
「おはよう、朝からなにしてんの。笑」
潤「あらしがこれに噛み付いてたの！」
「あ、そっか…笑」
ベッドに座った潤は寝癖を付けたまま、シロクマの
ぬいぐるみを突き出して主張。
やってること可愛すぎだけど…笑
シロクマとかぬいぐるみとか言わずに『これ』って
言うあたりに成長を感じる。
小さい頃は『和がクマさん取った〜』って泣いて
たからね。笑
潤はベッドの上からあらしをズリ落として
「やめろ！」って怒って、それからシロクマを
布団の中に入れた。
そんなに大事ならベッドから落とさなきゃいいのに
って思うけど、潤は寝相が悪いからすぐに落として
しまうみたい。
まぁ俺も人のこと言えないけどさ。
「クゥーン…」
「はは！せっかく起こしてやったのにな。お前も
散々だよな。笑」
俺はあらしを抱き上げて「和がお前のこと
待ってるよ」って潤に伝えて部屋を出た。
［あらしside］
じゅんは ぼくのことは べっどから おとすのに
しろくまのことは のせてあげてる…
やっぱり ぼくより しろくまなんだね。
そうおもったら くやしくって かなしくって…
じゅんが がっこうに いっているあいだに
へやに しんにゅう。
さとしが 2かいの そうじきのあいだ ぼくを
ふりーに してくれたから そのすきに。
べっどに とびのったら しろくまは ふとんを
かけてもらって ねむっていたから…
「ウォンッ！ウォンッ！」
ビシッ！ゲシッ！ビシッ！
「ウォンッ！ウォンッ！ウォンッ！」
ぼくより じゅんに だいじに されるなんて
ずるいぞ！！
きっくして ぱんちして ふりまわして…
べっどの したに おとしてやった！
「ウォンッ！」
ぼくのかち〜♪
智「あ！こら、あらし〜ダメだよ〜」
「ウォンッ！」
かった きねんに じゅんの べっどで ねむろうと
したら さとしに おこられちゃった。
あわてて べっどから とびおりた。
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作者名：空
| 作成日時：2020年3月16日 21時
