1139.【傷ついた末っ子】 ページ39
［和side］
久しぶりに
5人揃って
ショッピングモールで
買い物中。
翔「お前さぁ、ゲームばっかじゃなくて
服も選べよ。笑」
翔にぃがブツブツ言ってるけど、俺は服より
ゲームが欲しいんだもん。
ゲーム買ってもらえたから、もう満足。
潤「ねぇ、翔にぃきて〜？」
翔「ん〜？」
逆に潤は服に夢中。
さっきから「見て？」「どっちが良いと思う？」
って翔にぃにべったり。
翔にぃが「カッコいい」とか「良いじゃん！」
っていうと即決定。
意外と潤も単純なんだなって思う。笑
雅「かずー？選んでやろっか？」
「…いや、雅にぃはいいや。笑」
雅「は？何でよ〜？笑
和に似合いそうな可愛いのあったよ〜」
ほらね？
「可愛い」なんて言ってる時点で
期待度ゼロなんですけど。笑
「可愛くなくていーの！いらない！」
雅「なんでよ〜？笑」
雅にぃは「ほら、これは？」「これも
良いんじゃない？」って候補を上げてくる。
智「…ふふ。せっかく選んでくれてるんだから
どれか買ってやろうか？」
智にぃまでその気になって手に取り始めて。
智「これなんか、いいんじゃない？」
雅「だよね。可愛いよね。笑」
ちょっと、待ってよ…
雅にぃの趣味で決められても困る。笑
「それは嫌だ！」
雅「へ？じゃあ、こっち？笑」
「それも嫌！！」
雅「何だよ〜、せっかく選んで
やってんのに！笑」
「余計なお世話だよ！笑」
ワチャワチャやってる俺らを智にぃが
笑って見てる。
潤「ねぇ、買ってきた〜！」
そんな中、潤がキャッキャ戻ってきて。
「ご飯食べたい！お腹空いた！」
俺はこの状況から逃げようとランチを提案。笑
智「何食べる〜？」
「なんでも〜」
潤「ん〜とね〜…翔にぃは？」
翔「へ？俺？」
ほんとべったりなんだから。
何なら2人でランチ行ってこいって感じ。笑
潤「ねぇ、何食べたい？」
翔「オムライスは？」
潤「うんっ！オムライスにする！」
5人で出掛けると潤は末っ子全開になる。
たまにツンとしてる潤が「ねぇねぇ」って
引っ付くから可愛いよね。笑
レストラン入る時も「5人ですっ！」って
先頭で張り切ってて。
「みんなで居れる事が嬉しいんだよね〜？」
って智にぃが優しく笑った。
俺も嬉しいよ、みんなで一緒に居れること。
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作者名：空
| 作成日時：2013年12月27日 17時
