814.【3】 ページ14
［雅にぃside］
もう隠せないんだから
素直に自白すれば
いいものを…笑
まぁ、叱られるの分かってるから
勇気が必要なのは分かるけどさ。
翔「いい加減にしろよ？
最近、布団捲りたがらなかった理由と
関係あんだろ？」
和潤「…らない」
翔「知らなくねーだろ、バカッ！」
頭を叩かれた双子ちゃんは益々小さくなる。笑
和「…うから、おこらな、いで…？」
翔「あ？」
和「…」
和の哀願も通るはずはなく…
翔にぃに睨まれて潤目で智にぃと俺を
見つめてくる。笑
潤「…わない。なんも、してない…」
「言わない」って。笑
言い換えたら「何かやらかしてる」って
ことになってるじゃん。
智「かず、じゅん？何したの？
叱られるようなことしたの？」
智にぃは2人に優しく近付いて声を掛けて
助け舟を出してくれた。
和と潤はすぐに「言うから助けて？」って目で
智にぃを見つめる。
翔「早く言いな？今言ったから叱らないとか
そんな交換条件はないからな？
言っても言わなくても、悪いことしたら
叱られる。当たり前のこと。だろ？」
和潤「…」
せっかくの助け舟も翔にぃはすぐ沈める。笑
ちょっと優しくしてあげればいいのにさ。
叱ることに関しては、
ほんとに厳しいんだから…
双子ちゃん泣いちゃうよ？笑
翔「はーやーく！言いなさい。
いつまでも待たないよ？」
和「…なか」
翔「なに？聞こえない。」
和「おな、か…」
翔「はっ？」
翔にぃにビクビクしてる2人は
呟くのが精一杯。
潤「お腹に…あ、す…」
翔「なに？…あす？って何？」
智「お腹がどうしたの？」
和潤「…」
怯えてばっかりで、なかなか口を開かない
和と潤にイライラした翔にぃは「お腹が何？
どれ？見せてごらん？」って
和のTシャツを掴む。
和「…まって。や…」
和は慌ててTシャツを掴んだけど。
翔「邪魔！手どけて！」
翔にぃに一喝されて、その手を離した。
翔「なにこれ…」
途端に聞こえる厳しい声。
俺はパッと見ただけで、
すぐには分からなかったけど…
和「あっ、痛いから叩かないで…」
翔にぃは「これ！何？って聞いてんの！」って
和のお臍をペシッて叩く。
ほんと容赦無いんだから。笑
翔「潤もやったの？見せて？」
潤「…」
翔「みーせーてっ！！」
潤「んっ、いたいって…」
躊躇った潤のお臍も叩く翔にぃ。
智にぃも苦笑いしてる…笑
翔「どこで開けたの？いつ？」
和「…マコん家」
潤「…一週間、まえ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 617人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空
| 作成日時：2013年8月8日 7時
