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［翔にぃside］
まさか潤が
ゲームに夢中になりすぎて
テストであんな点数を
とっているとは思わなかった。
「ここ間違えてるよ？」
潤「あ、ほんとだ…」
次の日から可能な日はテストの見直しを
一緒にした。
ゲームするなとは言わないし
するなとも思ってないけどね。
潤「翔にぃ、ここ分かんない…」
「ん？どれどれ…」
潤はいつも頑張ってるし、楽しいこと
好きなことは全力でやって欲しい。
もちろん、ゲームも例外ではないよ。
潤「あ、間違った…もう1回やらせて？」
それにしても、潤にはほんと感心する。
間違えたとこは正解するまで諦めないし
何より集中力が誰かさんと大違い。笑
俺が採点してる間も手元をじっと見て
真剣そのもの。
頑張り屋さんだね〜。笑
でも、そんな簡単にはいかなくて。
テスト前には勉強するようになったものの…
「じゅーん！起きてー」
潤「…るさい、な…」
「遅刻するよ？学校！！」
潤「ん…いーの…。まだ、へーき…」
呆れる程、寝起きが悪くなった潤。
夜更かししてるのは一目瞭然…
「起きれないなら、ぶっ叩くよ？笑」
潤「…、えっ？」
「えっ？じゃねーよ。起きろ！」
潤「んー…ねむ…」
「顔洗ってこい！笑」
潤「…」
もともと寝起きは悪かったけど
ここまでじゃなかった。
智「かずー？ご飯食べながら
ウトウトしないの！」
和「…ん、うん」
リビングに行けば、体調チェックはバッチリ
だったものの、まだ眠そうな和。
食卓でウトウトしてる…
「かずくん？
昨日は何時までゲームしたんですかぁ？笑」
和「…！そんなしてないよ！！」
隣に座ってからかったら大慌て。
焦っちゃってさ。笑
和「いってきまーす！」
潤「…きま、す…」
「…笑。いってらっしゃい」
和は「ほら潤、遅刻するよ？歩いて！」って
半分寝てる潤を引っ張って登校してる。
こうやって見るとお兄ちゃんだな…笑
智「昨日も俺に言われてやっと部屋戻ったよ？
どんだけ面白いんだろーね。」
智にぃは呆れながらも嬉しそう。
双子が生き生きしてることには変わりないし、
確かに嬉しいよね。
俺だって嬉しいもん。
それでも限度ってものがあるわけで…
智「駄目！もういい加減おしまい！」
和潤「まって、返して！」
智「だーめ！部屋戻りなさい！！」
0時過ぎ、とうとう智にぃにゲーム機を
取り上げられた双子。
和潤「返して！！」
智にぃを追いかけて
バタバタとリビングまで降りてきた…
夜中なんですけど…笑
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作者名：空
| 作成日時：2013年7月16日 5時
