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［智にぃside］
夜になって
さすがに恋しくなったのか
母ちゃんを求めて泣く潤。
抱いてやることしかできなくてもどかしい…
そのうちに寝そうになってた和まで
グズグズ言い出して…
潤「…ま〜、ま〜…うわ〜ん…」
今さら「寝かせるの大変だと思うけど、よろしくね〜」って母ちゃんのメールを思い出して
苦笑い。
確かに大変だわ…
2人とも大泣きで寝てくれそうにないもん。
雅「かーずー…泣いないよ？寝ようよ〜」
和「やっ、や〜、ぎゃー」
こんな時、母ちゃんが抱き上げたらピタッと
泣き止むんだろうな。とか思う。
結局、泣き止ませ方も知らないから
抱っこしているものの泣かせっぱなし。
途中で翔がパックの麦茶を飲ませてくれたけど
グズグズしてて飲んだのかも微妙で…笑
でも、パックをギュッと握って
そのままコクコクし出した。
立ち上がって少し歩き回ってやる。
寝かせたって言うより、泣き疲れて寝たって
言った方が合ってるけど。
何とか寝付いてくれた双子。
翔「ちっちぇな…」
布団に寝かせた双子は、俺らが触っても
起きなくて。
まつ毛についた涙がキラキラしてて
ちょっと可哀想な気もするけど、
それもまた可愛くて。
翌日も朝からドタドタバタバタ…
子守はほんとに大変だって実感。笑
父ちゃんと母ちゃんが手土産両手に
ニコニコ帰宅したことで全部チャラだけどね。
潤「しゃとっ！しゃとっ！」
和「あっ！きゃ〜」
和と潤とも今までよりも仲良くなれた
気がするし。
何よりも、こんなに大変な子育てをして
俺らを育ててくれたんだって知れて良かった。
潤「しゃと！っこ〜！」
和「…っん！」
「抱っこして〜」って両手を広げてくる
双子は何にも勝る宝物。
大事にしたいって気持ちが
また大きくなった…
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作者名：空
| 作成日時：2013年10月5日 20時
