22.【16】就寝 ページ22
［翔にぃside］
雅「オムツで
ゴロゴロすんなって！」
潤「きゃっ！」
双子をパジャマに着替えさせてるんだけど
楽しくなっちゃったのかオムツで這って
「きゃっきゃっ」してる。
それを雅紀が連れ戻すっていう。笑
雅「捕まえた〜」
潤「きゃ〜」
雅「かずも〜」
和「きゃっ、きゃ〜」
それにしても、ほんと高い声出すよね。
耳が痛くなっちゃう…笑
雅「ほーら、たか〜い！」
和潤「きゃっ！きゃ〜」
双子も雅紀も楽しそうで何より。笑
智「さて、寝ましょうかねぇ〜」
潤「やっ！」
智「え〜、寝ないのぉ？」
潤は雅紀の近くで両手を広げて「もっと」って
訴えてるつもりらしい。
雅「ん？またやる？」
「お前がやるとテンション上がって
寝なくなるからだめ〜」
雅「ケチ〜、つまんないね〜」
俺が止めたらプクッと膨れた雅紀は
「じゃあ、後で俺と遊んでね？」って。
「それとこれとは関係ないんじゃね？」って
思いつつも「可愛いなぁ」って思ってしまう
自分。笑
智「電気消そうね〜」
「智にぃが先に寝そう。笑」
雅「あひゃ！確かに〜」
智「んふふ…寝ちゃったらよろしくねぇ〜」
「いや、絶対寝せねーから。笑」
俺らがケラケラ笑ってたら双子も真似して
「きゃっ！」って笑う。
もう少し大きくなったら、楽しいことを
いっぱい共有できるもんな。
楽しみだな…
智「消灯で〜す」
雅「ごろーん…」
和潤「きゃっ！」
「遊ぶのおしまいで〜す」
日中いっぱい遊んだし、銭湯でも体力使ったし
電気消せば寝てくれるものだと
甘く考えてた俺。
「きゃっきゃっ」って声が聞こえなくなって
きたかな〜って思ったら、代わりに聞こえて
きたのはヒクッヒクッっていう声で…
「智にぃ…潤が泣いてんだけど…」
智「…んぁ？」
焦って揺すったら、明らかに寝てましたって
感じの智にぃ。笑
智「ん？何で泣いてんの〜？」
「いや、分かんないけどさ…笑」
いつの間にか雅紀は和をお腹の上にのせて
背中をポンポンって優しくたたいて
寝かしつけようとしてて。
体をクタッと預けた和は安心して幸せそう。
潤は布団をギュッとしてヒクッって…
智「じゅーん…どうしたの〜？」
優しく抱き上げられた潤は、智にぃの服を
ギュッと掴んで「ま〜」って。
智「ん？ママ？」
潤は「どこー？」って探すみたいに
だんだんと声量を上げて泣き出した。
潤「ぎゃー、まー」
智「よしよし…寂しくなっちゃったねぇ〜」
智にぃが優しく宥める。
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作者名：空
| 作成日時：2013年10月5日 20時
