12.【6】 ページ12
［翔にぃside］
絵本読んでもさ、
読み手の雅紀がテンション
上がりすぎちゃうから。笑
潤「にゃんっ！」
和「きゃっ！」
いつの間にかラグの上に敷いた2セットの
小さな布団はぐちゃぐちゃで。
智「あれ〜？じゃあ、にぃが寝ちゃおっと！」
智にぃがパフパフ布団を直して
そこに寝転んだ。
潤「やっ！じゅーのっ！」
和「あ〜！」
途端に猛抗議を始める和と潤。
自分の布団を取られたっていうのは
分かるみたい。
智「だって寝ないんだろ〜？」
潤「やっ、やっ！じゅーの…」
和「んっ、ん…」
尚も智にぃが意地悪したら泣き出しちゃった。
潤は「やっ、しょーちゃ…じゅん…？」って
俺に「じゅんのだよね？」って確認してくる。
可愛いなぁ〜…
「潤が寝ないからでしょ？
返してってしてごらん？」
潤「…じゅーっの」
智「ん？返して。は？」
潤「かえ、って…？」
智「ふふ…どーぞ？」
潤「あーとっ！」
智にぃがポンポンしたら自分から布団に
寝転んでタオルケットに潜る潤。
雅「あひゃ！可愛い！」
そう言って笑う雅紀の腕の中には
グズグズして泣いてる和。
雅「ほら、和のお布団も空いてるよ？
ごろ〜ん！！」
タオルケットに潜ってる潤と、
タオルケットを顔に押し付けて
グズグズしてる和。
似たもん同士。笑
智「起きたら、おやつ食べて公園も
行こうねぇ」
智にぃが交互に頭をポンポンして。
俺は間に寝転んで、お腹のあたりを
トントンとたたく。
最初は目をパチパチさせて、寝る様子が
見られなかったけど、ウトウトし始めたら
あっという間。
ビックリするぐらいコテンッて寝た。笑
雅「あひゃ！ちっちゃい手〜！」
智「ね〜。赤ちゃんって感じ。笑」
智にぃと雅紀がツンツンしても触っても
全く起きない。
短時間でどんだけ深い眠りに入れるんだろう…
赤ちゃんってすげー。笑
パシャ！
智「父ちゃんに送っておくね〜」
双子を携帯で撮影した智にぃ。
メールに添付してくれるみたい。
双子の事は気になってるだろうから
安心するんじゃないかなって。
14時半過ぎまで、きっちり寝た和と潤は
機嫌良くお目覚めで。
ヨーグルトとクッキーを食べてニコニコ。
口のまわりも、手もベタベタになってるけど
それも楽しいみたいで「きゃっ！」って
喜んで笑ってる。
雅「ほら、麦茶も入れたから飲みな〜？」
潤「…ーとっ！」
和「きゃっ！あっ！」
雅「はいはい。笑」
双子の「ありがとう」は何度見ても可愛い。笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 589人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空
| 作成日時：2013年10月5日 20時
