11.【5】お昼寝 ページ11
［雅にぃside］
潤「きゃっ！きゃ〜！」
和「きゃ〜！」
何度布団に寝せても
遊んでもらってると勘違いして
起き上がってくる双子。
智「お昼寝だよ〜？おひるね〜。笑」
智にぃは布団をポンポンして双子を誘う。
さっきから智にぃの方が寝そうなんですけど？
翔「カーテン閉めんぞ！」
潤「しゃー！」
和「きゃっ！」
翔「電気も消すぞ！」
潤「よりゅー？」
和「きゃっ！」
何してもされてもテンション高いまま。
まったく…
翔「ねんね。分かる？ねんね！」
智「翔がねんねって似合わない〜。笑」
「何かへ〜ん。笑」
翔「分かってんよ！うるせーな！笑」
バフッ！
俺らに向かって枕を投げて照れてる翔にぃ。
和「きゃっ！」
潤「きゃ〜！」
楽しそうな俺らを見て、双子のテンションは
ますます上がる。笑
翔「お前らうるせ〜よ。寝るの！寝なさい！」
潤「や〜！」
翔「こらっ、このやろっ！」
潤「きゃっ、きゃっ！や〜！！」
翔にぃがふざけて布団に抑え込むから
潤は楽しくて仕方ないみたい。
智「絵本は〜？雅紀よんでよ〜」
「えっ、おれ？」
翔「ははっ！賛成〜！」
なぜか俺が絵本を読んでやることになり…
智「ほら、ごろ〜ん。絵本だよ〜」
潤「きゃっ！わんわん！！」
智にぃが俺の両側に双子を寝せたら
さっそく潤は表紙の犬をみて喜んでる。
和も「あっ、あっ！」って。
よし、ここは俺がにぃ達を見返してやる！笑
「さてさて、これは誰でしょう？」
和潤「…？」
「ふわふわで〜？」
和潤「…？」
「お耳が三角で〜？」
和潤「…？」
「ワンッて鳴きます！！」
潤「わんわんっ！！」
和「きゃっ！あっ！」
「あひゃ！正解〜！」
何かね、翔にぃが適当に渡してきた本が
クイズ形式なんだよね…笑
潤は頭に手をのせて「わんっ！」って
犬の真似。
「じゃあ、次ね？」
和潤「あ〜いっ！」
「ちいさくて〜？」
和潤「…？」
「お耳が長〜くて？」
潤「あっ！ぴょんっ！！」
和「あ〜！！」
「あひゃ！すぐ分かったね。正解〜」
潤「ぴょんっ！ぴょんっ！」
「そうそう。うさぎね？」
和「きゃっ！」
嬉しくなったのか布団の上を「ぴょんぴょん」
言いながら真似して飛んでる双子。
寝るモードじゃなくなってんな…
翔「まさー？寝せろよ？笑」
やべっ！睨まれた…笑
「絵本のチョイスが悪いよね〜？笑」
翔「じゃあ、お前が持って来い！」
あ、いてっ！
頭小突かれちゃったよ…笑
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作者名：空
| 作成日時：2013年10月5日 20時
