only princess【King&Prince】

新年 ページ24

　
　
　
　
　
平野 side









うっすら開く瞼、カーテンの隙間から差し込む光で明るくなる視界。







紫耀「ん 〜、」







今年の1月1日は奇跡的に休みで、いつもみたいに慌ただしい朝とは全く違う。





俺の身体に抱きついて、幸せそうに眠るAと新年早々、幸せを感じる俺。







紫耀「ふふっ……」







普段メンバーといる時とは違う距離感でAのことを見ていられる。


と思うと彼氏の気分というか、変な気持ちが湧き上がってきて





そのすべすべの顔を指でそっと撫でた。








『ん、』




紫耀「ぁごめん、起こした？」






すると手が冷たかったのか、ピクっと反応して目が合った。







『んぅ……あけましておめでとうございます…』




紫耀「昨日も言ったね？ 笑



あけましておめでとう」







昨日の夜、テンション高めでカウントダウンをした記憶はまだ思い出せてないんだろうな。









世の中のカップル達ははこんな新年を迎えてるのかな……。







幸せすぎじゃん、。









紫耀「今日何したい、？」




『んん、、寒いし眠たい』









昨日の夜





"『紫耀と初詣行くっ！！



ねえお泊まりしてもいい？？』"







そう言って、周りのメンバーの誘いには目もくれず俺のところに来たAはどこへやら







紫耀「じゃあ今日は寝尽くそうね」




『うん』







もう半分夢の中のAの頭を撫でて、俺もまたベッドに入った。









．






みなさん遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。





このお話、Mステのインタビューで話していた紫耀くんのお正月の過ごし方、無視して書いちゃいました、すみません ^^;



嬉しいことにこの紅一点の小説も少しずつですが評価が上がっています！！



評価をして下さった方々やそしてこのお話を読んでくださっている方々には、本当に感謝です ; ;




今年も、作者のペースでみなさんにおもしろいと思ってもらえるようなお話を書けるよう張るので





今年もよろしくお願いします









ami







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