一粒六色。3【苺】【stxxx】【体調不良】 (ページ6)

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なーくんside

ただいまもりさん、ジェルくん以外のメンバーと
ジェルくんの家の前で固まっております。

なんでジェルくんの家の前にいるかって言うと…

ー30分前ー

発端はるぅとくんだった。
ジェルくんからメッセージが送られてから、もう30分くらい経っている。
遅くてもそろそろ来るはずだった。

そんなとき、るぅとくんが口を開いた。

る「あの、なーくん…
やっぱり僕、ジェルくんのこと心配です
だって、いつも滅多に遅刻なんてしないし、忘れてたなんて今回が初めてじゃないですか？」

こ「るぅとくんも心配はしてたんだね」

る「猿は黙りましょう」

立て続けに、他のメンバーも心配の声をあげ始めた。

り「…俺も、心配だな…」

り「ジェルくんいないだけですっごく静かに感じる」

さ「俺も心配。きっと体調不良かなんかやろ。
緊急のことがないとあいつは遅刻しないべ」

こ「僕も心配…あの元気なジェルくんが体調崩すなんて明日バナナ降るよ…」

というわけで、満場一致でジェルくんの家に行くことが決まり、一応冷えピタとかお粥の材料とかを買って、みんなで出発した…

のだが。

いや…さすがに開いてることを期待してたわけじゃないんだけど…

ドア、開いてなかったわ。

もりさんの予想だと、天然かまして玄関の鍵くらいすっぽかすかなぁと思ってたんだけどなぁ…←

ジェルくんが意外と真面目なことを忘れてたわ。

で、今どうしようかってなって固まってる。
インターホンは押したけど出てくれなかった。

ジェルくんが外出済みで、
途中ですれ違った可能性も考えたんだけど、
ころちゃんが「猿の名にかけてそれはない」って言ってたから多分すれ違ってない。←
多分。←

ということは。

「意識ないのかな…」

不安が増幅していく。

さ「なーくん、大丈夫。
だってあのジェルだよ？無事だって。」

言い方は冷たいように聞こえるが、
芯はあったかかった。

「ありがとう、さとみくん」

心からのありがとうを伝えたつもりだよ。

とは言っても、中で倒れてたとして、どうすればいいんだろう？

すると、莉犬くんがいきなり
ドアに耳をぺたんとつけた。

る「何してるんですk((り「ｼｯ、静かに」

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無理やりいい雰囲気にしようと必死ですね。
でもまだネタだな。