一粒六色。3【苺】【stxxx】【体調不良】

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さとみくんside




なーくんにはトイレで待っていてもらって、水を取りに行くついでに寝室を除く。
予想はしてたけど、やっぱり朝も吐いてしまっていた。


水をなーくんのもとに持っていき、少し飲ませた。


ストローを使ったから、なーくんもちょっと恥ずかしがってた笑




片付けは得意な俺が超高速でベッドの片付けを終わらせる。


俺、天才なんで笑




なーくんを連れて行くとき、思わずお姫様抱っこのようにして抱いてしまった。


な「んぇ、ちょ、さとみくん…？」


「ごめんごめんｗでも、動けなかったろ」




なーくんをベッドに寝かせてから気づく。


あ、洗面器忘れてた、と。




洗面器を用意して持っていくと、なーくんが仰向けのまま吐いていた。


「おお、吐くときは横向きな、」


なーくんを横に向ける。


液体の垂れる口元。




な「おぇっﾋﾞﾀﾋﾞﾀﾋﾞﾀ」




飲ませた水も吐いてしまって、辛いなぁ、と。




な「さとちゃ、せんめんき」




…どうやら俺は、せっかく持ってきた洗面器を床に置いたままだったようで笑




そんな俺の姿を見て、なーくんは微笑んでくれた。




気づいたら、俺はこんなことを口にしていた。




「はーやく元気になぁれ…」




なーくんside




ふふっ、さとみくんにおまじないかけてもらっちゃった。




顔を赤らめるさとみくん。俺もなんだか気恥ずかしくなりながら、思った。




ー世界で一番効く、元気になるおまじないだな、って。









End


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続編一発目、どうだったでしょうか？


一気に終わらせてしまったｗ


次のリクに行く前に、特殊企画やります。

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