一粒六色。3【苺】【stxxx】【体調不良】

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ころんくんside




一瞬、何が起きたのかわからなかった。


大きな音がしたと思えば、床にうずくまって、足から血を出しているなーくん。


割れてちらばったビール瓶。


椅子に座り、驚いた顔でなーくんを見る、ジェルくん。




ージェルくんが、ビール瓶を落としたんだ。




わざとじゃないことは、顔を見てうかがえる。


いつもなら、ビール瓶を割ったくらいで怒りが湧いたりはしない。


でも、状況が違うじゃんか。


なーくんが怪我をしているんだ。




「…何やってんの？」


さ「ころん、落ち着け…ジェルもわざとじゃねぇんだから」




莉「わざとじゃなければ許されることなの！？」




通る声が、部屋を凍らせる。




ジ「なぁ、くんっ…ごめんっ、ごめん…！」


な「だいじょうぶ、ちょっと切っただけだから…っジェルくんは悪くないよ」


莉「なーくんも、みんなみんな、優しすぎるんだよ！ジェルくん、今日どれだけ失敗してんの？！」




る「やめましょう？
僕達に、この空気は合いませんよ…？」




意を決したように言葉を発したるぅとくん。


声が震えていた。




ジ「ごめんっ、俺の不注意のせいや…っ」




涙を落として帰っていくジェルくんを、申し訳なくも軽蔑しながら見ることしかできなかった。




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中途半端ですけど昼飯食ってきます！！！

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