不思議な都市伝説調査隊！ (ページ10)

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菜那「寧々…先輩…？」

私が混乱してるとかなたんが話し出す

彷徨「思ったんだけどさ、「by黒宮寧々」っていうのは寧々先輩がこのきさらぎ駅の調査を依頼してるってことだよね？」

琥珀「あと、「無事に帰って来れてよかったね」っていうのは寧々先輩がきさらぎ駅から帰る方法、ライターで紙を燃やすって言うのを知っていて、この手紙をもしかしたら燃やすかもしれないと思って燃やした時とかに気が付くように「無事に帰って来れてよかったね」って書いたんじゃない？」

ナァ「な、なるほど…寧々ちゃんは我々がこの手紙を燃やすかもってことを想定してこの言葉を書いたんですね…なんか…先の未来まで見えてるみたいでちょっと怖いかもしれません…」

彷徨「あの人未来人(笑)だもんね」

菜那「えぇｗそうだったんだｗ」

そんなことを話しながら歩いているといつの間にかトンネルを抜けていて、周りに人通りが出てきた。場所も山奥ではなくいつの間にか学校の近所に戻っていて、その周辺に自転車に乗っている人や、ジョギングしている人などを目撃できる

琥珀「なんだか人通りが戻ってきてるみたいだね…これってもしかして、僕ら元の世界に戻ってる？」

菜那「あの方法できさらぎ駅から脱出できるって噂は嘘じゃなかったんだね…ほんと危機一髪だったよ。寧々先輩ありがとう…」

ナァ「こ、怖かった…あ、じゃあ皆さん。気を紛らわすためにコンビニでも寄って行きましょう？」

彷徨「お、いいね行こう行こう～」

菜那/琥珀「え、ちょっと置いてかないで!?/待って待ってw慌てないで～」

～数分後～

琥珀「なんか色々買っちゃったねwそうだ、良かったら僕の家に来てみんなで買ったアイスでも食べよう！」

菜那「え…いいの？ありがと…！」

彷徨「こはくん優しいね～。…あ、気づいてないかもしれないけどコンビに入る前までに辿ってきた一本の道が無くなってるんだけど…」

ナァ「あ…ほ、本当だ…きさらぎ駅に行き着く道が…ま、まさか消えてるなんて…謎が深まるばかりですね…」

菜那「ナァ先輩の言う通りだよ。でもまぁ、無事に帰って来れたんだし、今回は調査成功ってことでよろしい？」

琥珀/彷徨/ナァ「オッケー！」

琥珀「じゃあみんな僕の家に集合～！」