NO.8 動物(？) ページ11
「赤風少年！？」
『あっ……あぁぁぁ！！！』
オールマイトの俺を呼ぶ声に、我に返り叫び声をあげた。
脳内に響くアイツの声に感化してしまい、開けていた窓を無意識だったがワン・フォー・オールを使って閉めてしまった。
案の定、窓はバッキバキにヒビが入り、もう一回開ける事が不可能な窓になってしまい、俺は冷や汗をダラダラかき始めた。
『す、すすす、すんません…べ、弁償だよな...…』
「いやいや！！窓より君の腕は大丈夫なのか！？」
『え！？あー……うん、少しジンジンすんだけで…』
俺の言葉にオールマイトは目を丸くして驚いた。
そうか、緑谷がこんな事したら腕はイカれるまではないが、
腕のどこかに支障が出るのが普通だもんな。
幼い頃からバスケで鍛えてて良かったと思いながら、凄いだろ…！と少し胸を張りたくなる。
なんて思っていると、突然仮眠室のドアがスッと開いた。
オールマイトも俺もドアの方を見ると、
二足歩行の……な、なんだあれ、ネズミ？熊？まぁ、動物が入ってきた。
「先ほど、凄い音がしたから来てみたら……」
『……な、んなっ！？』
「その窓はどうしたんだい？」
『喋ったぁぁぁあ！！？？』
仮眠室に入ってきた動物(？)は、ちょっと可愛いらしい声で、
俺が壊してしまった窓を指さしながら喋った。
「OH！！校長先生！！」
その言葉に動物をまじまじ見ていた俺の視線は、オールマイトの方に向け、また動物の方に向け、またオールマイトに向け、もう一回動物の方を向けまた叫んだ。
『校長先生ぃだぁぁぁぁあ！！！？？？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
菴火(プロフ) - カフェモカさん» コメントありがとうございます！そうなんです、意図的ではないのですが、いつの間にか二人を混ぜたような見た目なってしまいました...(；・∀・) (2017年9月17日 15時) (
レス) id: 4ef8debd1c (このIDを非表示/違反報告)
カフェモカ - 夢主君は上鳴君と切島君を混ぜたような見た目ですね (2017年9月17日 15時) (レス) id: 538187bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
菴火(プロフ) - リュウアさん» さぁ…行くでしょうか…ｗｗいつか、何かが起きてそっち系に行ったら面白いですねｗｗ (2017年4月2日 1時) (レス) id: c0edcf81e8 (このIDを非表示/違反報告)
リュウア(プロフ) - 菴火さん» クソッ…どちらもそっち系に行ってくれないのか…(二人の成長に期待します笑) (2017年4月2日 1時) (レス) id: ef6262a277 (このIDを非表示/違反報告)
菴火(プロフ) - リュウアさん» それより、上鳴君の方がそっち系疑惑が浮上してたんですけど、真面目に振ってたんで違いましたね…ｗｗ (2017年4月1日 23時) (レス) id: c0edcf81e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：菴火 | 作者ホームページ：http://id37.fm-p.jp/509/raru1216/
作成日時：2017年3月9日 0時
