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「ごめん、ウチ今日相澤先生に呼ばれてるから、一緒に帰れない。」
「私も、少し轟さんに用がありますの。
申し訳ありませんが、ご一緒できません。」
珍しい、2人とも一緒に帰れないなんて。
しょうがない、こういう日もあるよ。
泣き腫らした目を擦る響香と、さっきから暗い顔を浮かべた百ちゃんに手を振ると重い腰を上げて鞄を片手に教室を出た。
「あ、Aちょっと待て！」
不意に後ろから呼び止められて振り返ると
息を切らしながらこっちに向かってくる切島。
「ん？どうかした？」
「一緒に帰ろうぜ！」
切島と半ば強引に帰ることになり、2人で玄関に向かう。
途中、1人の女の子に呼び止められた。
一回、見たことがある。
電気の隣に並んでた子だ。
「ねえ、あんた上鳴くんの彼女？」
「え、あ、うん？」
こう改めて聞かれると自信がなくて曖昧に返事を打つ。
「あのさ、見てたらわかるよね？
もうきっとあんたに興味なんかないんだよ、
もう一回上鳴くんに遊んで欲しい普通科の子多いの。
解放してあげてくれない？」
私とは正反対の、ふわふわした上を揺らしてその子は冷たい目を向けてきた。
別に解放してもしなくても今既にしてるんだから、別に良くない？
無視して通り過ぎようとしたとき、
切島はその女子の胸ぐらを掴んだ。
「上鳴が…そうやって言ったのか？」
「え？いや、見たらわかるでしょ」
「言っては…ないんだな。」
「…！そうよ、だから何！？」
切島の、普段からは垣間見えない怖い表情に、
その女子は少し怖気付いたようだった。
そっと、その女の子の胸ぐらを掴んでいた手を離すと、もう一度一睨みして、彼は歩き出した。
「あんただって！上鳴くん以外の男といるじゃない！」
最後の反抗？抵抗？なのか彼女は声を荒げると、去って行った。
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killt.(プロフ) - 最後まで読まさせて頂きました！更新される度に続きが気になって仕方なかったです！とても好きな内容でした！続編楽しみにしてます, (2017年6月26日 21時) (
レス) id: 1b3d7da8ef (このIDを非表示/違反報告)
弍紅弥 - みんないい子過ぎて泣きそうです(((これからも更新頑張ってください！ (2017年5月5日 19時) (レス) id: a53b64e2f9 (このIDを非表示/違反報告)
くろば(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！！！ (2017年5月4日 23時) (レス) id: 1b8f0c4551 (このIDを非表示/違反報告)
キャッツ(プロフ) - 私は、明織(minn-ori)さんが書く爆豪大好きですよ？ (2017年5月1日 20時) (レス) id: 7d6a9e4c57 (このIDを非表示/違反報告)
明織 (minn-ori)(プロフ) - キャッツさん» ありがとうございます！やっぱり二次創作物なので爆豪の口調が原作と違って優しすぎますよね(汗 もっと原作通りの爆豪を書けたらいいんですけど… (2017年4月30日 23時) (レス) id: 276455e5a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほわいてぃべてぃ。(明織) | 作成日時：2017年4月23日 18時
