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「ま、まあ、お二方でしたのね。」
顔を引きつらせながらその2人を見た百ちゃんは心配そうに私の手を握る。
響香もその横で血の気が引いたような表情を浮かべた。
「よ、よろしくな、ハハッ」
「お、おう」
「よ、よろしく」
なんとなく察しはついてると思うけど。
電気と切島。
「Aちゃんと上鳴ってやばいよね？耳郎〜！」
「あーえっと。そ、そうかもね」
視界の端の方で美奈ちゃんの声が聞こえる。
やばい。
切島2人っきりなら普通に話せるのに。
やっぱり電気を前にすると気まずい、罪悪感に否まれる。
.
.
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今回は前回と違って相手が誰なのか知らされず。
私達敵チームは建物で待機をしていた。
「肉弾攻撃なら俺がいくわ」
「じゃあ残りは俺とAで」
ゆるく作戦だけ決めると、また沈黙が走る。
.
.
「百ちゃんのとこか！」
いつかの訓練で見た。
氷がどんどん迫ってくる。
「A！」
「うん！」
切島に名前を呼ばれて頷くと、迫ってくる氷に触れた。
そう、私の個性。
状態変化。
部屋の中の氷を全て水蒸気に変えた。
「化類のとこか。」
ドアの向こうで轟くんの声が聞こえる。
「少々相性が悪いな。」
「構いませんわ。行きましょう」
ドアが開き、3人が一斉に仕掛けてくる、
私はもちろん轟くんの氷対策。
電気は常闇くんのダークシャドウと。
切島は正面突破してくる百ちゃんの武器に硬化で防戦していた。
.
轟くんは未だに炎を使うのを躊躇しているのか。
氷ばかり使ってそれを全部水蒸気に変えているので彼には霜が降り、氷の威力も弱まっていた。
一方で苦戦を強いられているのが切島。
次々と出てくる百ちゃんの武器に気圧されている、
「ッ！」
「切島！」
鉄の棒が切島の喉をつく。
よろける切島に追い打ちをかけるように百ちゃんは棒を振りかざす。
その棒に私は手を伸ばした。
「あっ！」
百ちゃんのその声と同時に。
硬かった鉄の棒はふわふわの綿に変わった。
「私も轟さんもAとは相性最悪ですわ。」
「…クソ…」
.
一方、電気は常闇くんのダークシャドウを完全に倒したらしい。
彼は気を失っていた。
「3対2か。」
「負けない！」
轟くんは左手に炎を宿す。
そして大きく振りかぶり。
やばい。
私は日に手を伸ばして触れようとする。
.
「馬鹿！」
伸ばしていた腕を畳むように抱き留められる。
.
「お前馬鹿だろ！」
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killt.(プロフ) - 最後まで読まさせて頂きました！更新される度に続きが気になって仕方なかったです！とても好きな内容でした！続編楽しみにしてます, (2017年6月26日 21時) (
レス) id: 1b3d7da8ef (このIDを非表示/違反報告)
弍紅弥 - みんないい子過ぎて泣きそうです(((これからも更新頑張ってください！ (2017年5月5日 19時) (レス) id: a53b64e2f9 (このIDを非表示/違反報告)
くろば(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！！！ (2017年5月4日 23時) (レス) id: 1b8f0c4551 (このIDを非表示/違反報告)
キャッツ(プロフ) - 私は、明織(minn-ori)さんが書く爆豪大好きですよ？ (2017年5月1日 20時) (レス) id: 7d6a9e4c57 (このIDを非表示/違反報告)
明織 (minn-ori)(プロフ) - キャッツさん» ありがとうございます！やっぱり二次創作物なので爆豪の口調が原作と違って優しすぎますよね(汗 もっと原作通りの爆豪を書けたらいいんですけど… (2017年4月30日 23時) (レス) id: 276455e5a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほわいてぃべてぃ。(明織) | 作成日時：2017年4月23日 18時
