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あんだー「シリアスマジつらたん…」←「作者シリアス嫌いなの?」あんだー「見る専だから。」「あ(察し)」 ページ28

あれから数日がたったある日、やっとお母さんとの面会が許可された。

私は急いで病室へと向かった。



「…お母さん、起きてる…?」

扉をゆっくりと開けると、其処には少しやつれたお母さんがすやすやと眠っていた。

窓からさしこむ太陽に照らされる横顔は、やっぱり綺麗で。

少しだけ心がふっ、と軽くなった気がした。


母「……A…?」

「お母さん…!!」


目を覚ましたお母さんは、私を見るなりその、綺麗な顔を歪ませてポロポロと涙を溢し始めた。


母「ごめんね……!!私が弱いばっかりに…」

「違うよ、お母さんは悪くないさ。それで、…その。何があったのかまだ分からないんだけど……

勿論、無理しなくていい。流石に病人にそこまでさせる気はないから。

ただ、話して欲しい…な。」

そう、お願いするとお母さんは申し訳なさそうに、顔をうつむかせてぽつりぽつりと話始めた。


母「Aも会ったと思うけど、あの女の子…翡翠 凛は、あの人が養う…養子なの。」

「養…、子?」

母「ええ、それもAみたいに訓練させる気はないないの。……あの人は愛玩具にしようとしているのよ。」


愛玩具…、つまり彼奴を実の娘に育てようとしているらしい。

……私を捨てて。


母「…でもね。きっとそれだけでは終わらないの、Aが家に帰ればきっとまた訓練が始まるわ。」

「…ぇ、でも、もう私は必要あるの…?……っあ、」


そうだ、良く考えてみろ。彼奴が此処まで鍛えた私を易々と手放す訳がない、また鍛え始めるだろう。


「…また、戻る、の…母「だからね、」…?」


母「私の知り合いの…丁度Aの2つ上の息子さんがいるお家に…貴女を預けようと思うの。」

「…?猟の所じゃないの…?」


お母さんはこれ以上鷹嶺一家に迷惑をかけたくないらしい。


母「だからね、A。貴女には幸せになって欲しいの、今までの分まで、私の分まで。」

「お母さんッ…何言って…!!」


母「これはね、私からの…私のちっちゃなヒーローへのお願い。」


私は頬に何かが伝う感覚を覚えるのとともに、





__強く生きて。


お母さんからのお願いを授かった。

「…そろそろ過去編(出逢い)終わり?」相澤「みたいだな、長ぇ。」「早く現在に戻りたいらしいです。」相澤「……。」→←「お母さん…大丈夫かな……なんて言うと思う?過呼吸だよ、情緒不安定だよ、もう大丈夫の問題じゃないよ。」マイク「お前が一番不安定だよ。」



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設定タグ:ヒロアカ , 僕のヒーローアカデミア , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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あんだーばーど - 了解!楽しんで貰えてよかった(>_<)次はもっと人数増やして…(ゲス顔) (2017年8月14日 22時) (レス) id: 451079dbe6 (このIDを非表示/違反報告)
*神*威* - はい!では、最後まで王様ゲーム面白かった!次も楽しみにしてるね( ・ω・)ノ後、私もタメでいいよ! (2017年8月12日 18時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
あんだーばーど - *神*威*さん» お久しぶりです~(^-^)ありがとうございます。あ、タメで大丈夫ですよ! (2017年8月8日 22時) (レス) id: 451079dbe6 (このIDを非表示/違反報告)
*神*威* - お久し振りです!(*´ω`)人(´ω`*)オヒサー♪この王様ゲーム最高ですね♪ (2017年8月8日 22時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
*神*威* - こちらこそ、宜しくお願いします♪ (2017年7月23日 15時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんだーばーど | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年4月16日 19時

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