無個性ヒーロー

「……もう、私に構わないで……！！」相澤「ヒロインぶるなよ。(うるせえ、構う。)」「逆、建前と本音が逆です。」相澤「…合ってる。」「え？」 ページ22

「ただいま……「おい。」ッチ」


最悪だ、何で帰宅早々大嫌いな


「時間を過ぎている。早く行くぞ」


父親の顔を見ないといけないんだ。



……橋本 龍摩。

ヒーロー名は“マインド ドラゴン”

個性が【龍】と【麻痺】の２つ持ち。

あの、エンデヴァーに匹敵する強さと高い人気で今尚ヒーローを続けている。


そんな彼奴は表ではそういったいい評価ばかりだ、

しかし、一度裏に目を向けると、“個性婚”や“暴力”等といった、悪名が出てくる出てくる。


そんな彼奴はやはり自己中心で。


私がその被害に合っている一人だった。


毎日家に帰ると直ぐ様訓練、学校がない日なんて朝、昼飯なしだ。


現に今も


「ぁガッハ…！！」

龍「早く立て出来損ないが、貴様は“無個性”なんだから、そのくらいでへばる様ではヒーローなんて無理だ。」


私を殴って、蹴って、罵倒して。

出来損ないの私を自分好みの作品に仕上げる。

自分のストレス解消器か何かだと思っているのではないのだろうか。

本当につくづく嫌になる。何でこんな奴がヒーローになれるのだろうか。


そんな事を思っている間にもこいつは私に向けてストレスを発散する。

もう、痛みすらあまり感じなくなってきた。

抵抗出来ない、悔しい痛い。

意識が薄れてきた、その時。


？？？「なっ、！！A！またやってるの！！？」



焦げ茶色の髪が微かに見えた。



聴こえた声は何処か安心する声だった。









オリジナルキャラ出てきます。

あれ、出すつもり無かったのにな。

「まさかのオリキャラとは。」あんだー「いやあ、出すつもり無かったけどなあ。」「苦手な人は本当にすみません。」あんだー「出す出さないは皆さんからの評価で決めたいな…」「だって。」→←2.

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