第七話「結果待ち編！」 ページ9
それから俺たちはそれぞれの家に帰っていった。俺と自由は一緒なんだけどねｗ
家に着くと、緊張が解けたかのように玄関に倒れこんでしまった。
自由「時音！？…すっごい熱あるじゃん！！アホ、なんで言わなかったのよ！！」
自由は珍しく焦っていて、すごく心配してくれていた。なんで言わなかったか？そんなの決まってるじゃん、絶対試験に出るの止められるから。止められたら合格できなくなっちゃうもん。それは困るガチで。
時音「仕方…ない、じゃん…っ絶対…合格し…たいんだから…っ」
熱とかがあるせいで、途切れ途切れになってしまう。けど、俺は底目でしか意識を保っていられなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自由「…ッほんとバカ。」
いつも無理をして、抱え込んでいく。時音はそういうやつだ、だから目を離しちゃいけない。離したらこいつは厄介ごとに突っ込んでっていつか死ぬ。これ以上大切な家族がいなくなるのは耐えられない。絶対に私はこの子を守らなきゃいけないんだ。
自由「私より先に死んじゃだめだからね…」
とりあえず時音を担いでベットにポイっと投げ捨て、看病を開始した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時音「…んご…？」
目が覚めると俺はベットで寝ていた。おでこには冷え○タが貼ってあった。
自由が看病しててくれていたんだ、と気づく。
時音「…またあいつに迷惑かけちまったな…」
あいつも親を亡くして傷ついているのだから、俺がしっかりしなきゃと思ていたのにまだまだだめだったな…俺。あいつをこれ以上心配とかさせないために、俺は個性を使って風邪を治した。…正確には治そうとした。
自由「こっのばかぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああ！！！」
個性を発動しようとした矢先、自由に全力で止められたのだ。しかも結構な威力あったぞ！？病人にそんな威力出すか！？
時音「痛ってぇ…威力ありすぎ…っ」
自由「このくそバカ！！安静にしてやがれ！！個性で治そうとするな！！」
自由はすごい形相で怒鳴り散らしてきた。迫力がヤヴァイね…(怖)
時音「大丈夫だ…って、う…」
意外と熱が高いのか、膝から膝から力が抜けていく。自分がこんな状態だとは気づいていなかった。そのままバランスを保てず、自由のほうに倒れてしまった。
「時音！？ちょっと！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りっつる - ユルルルークさん» ありがとうございます！これからもご期待にこたえられるように頑張っていきますので、今後も宜しくお願い致します！ (2018年7月9日 15時) (
レス) id: 0dacadbc1a (このIDを非表示/違反報告)
りっつる - 、さん» すみません！気づいてませんでした…教えて下さりありがとうございます！！ (2018年7月9日 15時) (レス) id: 0dacadbc1a (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク - 頑張れ〜！！チートっていいよね！！(￣ー￣)ｂｸﾞｯ!これからも楽しみにしてます！ (2018年7月7日 16時) (レス) id: 648139b792 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月6日 12時) (レス) id: 3fec156629 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りっつる＠律鶴 | 作成日時：2018年7月6日 12時
