第三話「入試編！３」 ページ5
時音「ここは俺がやるよ、蛙吹ちゃん。後ろの人たちの誘導お願い。」
蛙吹「梅雨ちゃんと呼んで？」
時音「OK、梅雨ちゃん！！」
俺はありったけの空気を集めて水に変換する、そして一瞬で凍らす！！ピキピキと音を立て全長三十メートルくらいのロボは凍っていく。
時音「いっちょ上がり！！」
さて、敵を倒したところで…現れた時の瓦礫に埋もれた人とか、この辺りにはまだ逃げ出せない人たちがいたので助けに行きまーす。
瓦礫の中を漁り、ひょひょいと埋まってる人たちを出していく。
すると、さっきそこら辺にいたであろうあの紫ボール君が埋まっていた。
時音「おい！大丈夫か！？」
そう声をかけると彼は俺に向かって疑問をぶつけて来た。
「なんで助けるんだよ？無意味だろ、こんな事。」
どうして…そんなの決まってる。俺がなんで助けるのか、それは…
時音「俺はヒーローになりたいからな！」
そう、ヒーローになる。理由はそれだけで十分だ。理論とかそんな難しいものはどうでもいい。頭を働かせて、助けたいと、笑顔で救えるヒーローに！！
時音「ほらほら、下がってな紫ボール君。危ねぇだろ？」
峯田「オイラは紫ボール君じゃねぇ！峯田実だ！！」
紫ボーｒ…じゃなくて峯田君は怒りながら名前を言ってきた。そんなに気に入らないあだ名かな？可愛いと思うんだけど。さてさて、油を売ってないでほかの人たちの救助だ。俺はてきぱき動き、制限時間五分前までに瓦礫に埋まっていた受験生たちを助けた。
時音「はぁ…全員救出っと」
自由「何油売ってんの？」
一息ついたところで自由がすげぇ顔をしてこちらに向かってきた。おうおう、顔が般若で御座いますわよ、自由さ〜ん？
自由「アンタさ、ポイント６９pしかないよ？アホなの？受かんなかったらどうすんの」
時音「あ…はは〜？大丈夫じゃないか？未来は変わってねぇし〜？」
そう、未来は変わっていない。つまり私たちは受かるのだ。でも、自由はそうだとしても許せなかったんだろう。いや、理解できないのほうが正しいか。こいつは昔から俺が助けるために突っ走っていくのを「意味わかんない！！」って言ってたんだっけ。なんでかは知らねぇけど、まぁ心配してくれてるからいいかなぁ〜？ってするーしてきたわ。
自由「はぁ…まったく、意味わかんない。…無事でよかったよ。」
時音「あったり前だろ！俺なんだから」
俺は自由に笑顔で言った。
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りっつる - ユルルルークさん» ありがとうございます！これからもご期待にこたえられるように頑張っていきますので、今後も宜しくお願い致します！ (2018年7月9日 15時) (
レス) id: 0dacadbc1a (このIDを非表示/違反報告)
りっつる - 、さん» すみません！気づいてませんでした…教えて下さりありがとうございます！！ (2018年7月9日 15時) (レス) id: 0dacadbc1a (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク - 頑張れ〜！！チートっていいよね！！(￣ー￣)ｂｸﾞｯ!これからも楽しみにしてます！ (2018年7月7日 16時) (レス) id: 648139b792 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月6日 12時) (レス) id: 3fec156629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっつる＠律鶴 | 作成日時：2018年7月6日 12時
