A組からのSOS ページ15
私は今、職員室への道のりを歩いている最中。
自習中に喧嘩が勃発して、そして私は担任の先生を呼びに行かされた。
「はあ…何で私なの…」
愚痴を呟きながらも職員室の前へと着いた。
ドアノブに手を掛けようとしたその時、後ろから凄い音が近付いてくる。
「え、なにッ…わっ？！」
ぶつかりそうになったところを咄嗟に避ける。
猛スピードで近付いて来た音の正体は、一人の少年だった。
「…ッすまない、しかし急いでいるんだ…！」
そう言って、彼は職員室へと駆け込んで行った。
私も後から中に入る。すると、室内では彼が必死に全教師へと叫んでいた。
「USJに敵連合の襲撃があり…！今、A組生徒と、担当だった先生方が食い止めていますが急がねば…っ！！」
「ー…A、組…？」
彼の報告にあったのはA組。兄のクラスではないか。
私はショックで呆然と立ち尽くす。
しかし一方、職員室はすぐさま指示の声で溢れ、一瞬でプロヒーローの教師達が彼を先頭に部屋を出ていった。
そこで私はハッと我に返り、まずやるべきことを考えた。
とりあえず職員室へ残っていた私のクラスの担任に喧嘩のことを伝えた。
そして、私は後からA組を助けにいった彼らを追い掛けた。
私がUSJに着いた頃には、もう敵連合が撤退した後だった。
私は必死に兄の姿を探す。
すると、USJの中央広場に兄の姿を見つけた。
私は安堵し、すぐさま傍へ駆け寄ろうとした。
しかし、
「ーせめてもの戦利品にィ！」
「…ッ？！」
目前に突然敵が現れ、相手のナイフが目の前で煌めいた。
切られる、と目を固く瞑ったその時、
ーﾊﾞﾝｯ
何処かで発砲音がした。
恐る恐る目を開けると、目の前にいた敵が血を流して倒れていた。
唖然としていると、帽子を被ったガンマンのような人が話しかけてきた。
「何でここにいるんだ。確か、普通科のC組の子だろう」
「あ…ありがとうございました…すみません、兄が心配で…っ」
そう言うと彼は困った顔をしたが、
「…仕方ないな、家族なら安否を確認しておきたいのも当然か」
と言ってここに居させてくれた。
礼をもう一度言い、私は兄の元へと走っていった。
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なむ@国民同盟(プロフ) - 莢さん» ありがとうございます〜！！そういってもらえると書いて良かったなぁと思えます(´▽`) 受験生のため更新は遅くなりますが気長にお待ちください← (2019年11月17日 0時) (
レス) id: c664a17e86 (このIDを非表示/違反報告)
莢 - すっごく面白いし、素敵です！続き楽しみに待ってます！ (2019年11月7日 22時) (レス) id: c891151d5d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - アアアリガトウゴザイマス…！学校の行事が続いていて更新が疎かになってました…また更新しますのでもうしばらくお待ち下さい！ (2018年11月8日 18時) (レス) id: f206e47b69 (このIDを非表示/違反報告)
ほの氏(プロフ) - つ、続きが気になって朝も起きれません← (2018年11月7日 23時) (レス) id: f9d42d0b16 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ?(プロフ) - 爆豪はまだ仮免持ってないただの高校生なのに敵殴ったから逃げないと、ってつもりだったんですが… すみません、漫画持ってなくてよく知らないんです…！(><;) 私の文章ぐちゃぐちゃなので、納得いかない所があればまたコメントお願いします…！ (2018年10月8日 18時) (レス) id: c664a17e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらげ | 作成日時：2018年8月31日 13時
