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｢＿＿なるほどねそりゃ頭もパンクするわ。だってAさ、上鳴以外好きになったことないでしょ？いきなりそんな四角関係みたいな事なるなんてマンガみたいだね。楽しそう。｣
はァと全て吐き出すように息をつく私とはまるで違う軽い跳ねるような声はとても元気がでる。
｢四角関係？はよくわかんないけどごちゃごちゃは楽しくないよおお！！なんかもうほんとに上鳴くんとか訳わかんないし、｣
｢はぁ…Aは勉強出来るし優秀だけど、恋愛偏差値は幼稚園児並だからな…いや、幼稚園児に失礼か。｣
｢ん…？｣
｢うそうそごめんって！とりあえず、初めてのデートはそんな意気込まないでいつも通りのAでいな！ね？｣
｢…ありがと、波風！｣
なんか貶されたけど、まあいっか！
やっぱり波風は、安心するな。
…あれ？でも、制服のままだよね。いつものままか。化粧とか少しした方がいいのかな！？
リップとか？マスカラとか！？
あ、私、薬用リップしか持ってない！！
またさっきと同じことを繰り返す。
｢なっ、波風ああああ！！｣
｢ど、どうしたの！？こんなに電話してくるなんてどんだけ私の事好きなのさ。｣
｢大好きだよお…！｣
｢なにそれ照れるわ…ってそうじゃなくて！！どうしたの！なんか用あるんでしょ！｣
鞄に小さなポケットに入っていた薬用リップを握りしめる。
｢波風って…お化粧した事ある？｣
｢え。｣
空気の抜けた風船の様な声が聞こえた。
｢え？｣
｢ちょっと、今からうち来れる！？｣
｢え、あ、うん。｣
｢5分で来なさい。ヘアバンドとヘアアクセと財布をもって！｣
｢はっ、はいっ！｣
…あれ？私なんか悪いことしたっけ？
｢お母さん！ちょっと波風んち行ってくる、遅くなるかも！！｣
｢はーい｣
トントンとリズムよく野菜を切る母を横目に靴に履き替えて私は家を出た。
──もう既に5分経ってしまっていたけれど──
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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sugar(プロフ) - ??さん» 返信遅くなり、すみません。これからもゆっくり更新頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年12月26日 23時) (
レス) id: cc4a36fc78 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - おかえりなさい。っていう感じなんですけど……このあとの続きがすごくすごく気になって……叫んでしまいました。 (2018年12月8日 21時) (レス) id: a9cef415df (このIDを非表示/違反報告)
梅姫美(プロフ) - きゃーーーーおかえりなすわぁーーーい！！ (2018年12月8日 19時) (レス) id: 93ec774767 (このIDを非表示/違反報告)
sugar(プロフ) - 梅姫美さん» こんにちは、更新停止していてすみませんでした。これから更新緩く始めていきますのでよろしくお願いします。 (2018年12月5日 20時) (レス) id: cc4a36fc78 (このIDを非表示/違反報告)
梅姫美(プロフ) - あれ、もしかしてもう書かない感じ？？ショック。(￣◇￣;) (2018年6月26日 8時) (レス) id: 93ec774767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sugar | 作成日時：2017年8月23日 23時
